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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   好物も人それぞれ?   なの花ナナちゃん

「ごはん、できたよ〜。」(書き出しの工夫)
とお母さんが言ったので、私は今日のメニューを確かめようと、お皿の中をのぞいてみたら、そこには、おからがあったのです。私の大きらいなものはおからなので、ショックでした。おからがきらいな理由は、パサパサだからです。おからはかららず(かならず)食べなさい。と、いつも言われています。
 私の好きなものは、熟したマンゴーです。なぜ熟したマンゴー好きかというと、あまいし、高級品なので、めったに食べられないからです。それに、種の周りもあまいのでしゃぶれるからです。
でも、私はおばあちゃん、おじいちゃん、お母さんの好物が何なのかはさすがに分かりませんので何が好きなのか、聞いてみました。
 おばあちゃんは、
「好きな物は、しょう油のおせんべいだよ。こうばしいし、しけてしまっても、しょう油の味がこくなるしね。」
と、言っていました。 
おじいちゃんは、
「豚のステーキ。美味しいから。」
と、言っていました。
お母さんは、
「チョコだよ。冷蔵庫で冷やしてある板チョコが好物だよ。」
と、言っていました。冷やしてある板チョコなんて、まるでわたあめがしけた時のようにパリパリになってしまうと思います。(たとえ)(自分だけが思ったこと)
 私の友達のAちゃんは、
「さくらんぼが好きだよ。一つに、二つ実が付いてるもん!!」
と言っていました。
 マンゴー、しょう油せんべい、桃、板チョコ、さくらんぼ・・・ みんな、それぞれ好きな食べ物がちがうので、きらいな食べ物もそれぞれちがうと私は、思います。(心の中で思ったこと)

   講評   mae

 読み終わった後、思わず「うーむ」と考えてしまいました。同じ家族で、同じものを食べているはずなのに、なぜこんなに好みがちがうのでしょう! 本当にふしぎ……(^^;)。ご飯を作ってくれるお母さんや、おばあちゃんは、家族の好みがちがうと、献立(こんだて)を考えるのも大変でしょうね。
■構成(書き出しの工夫) わくわくして、おかずを聞いただろうに、なの花ナナちゃんの苦手なおからがおかずだったと知ってショックだったことがよく書けていました。ダジャレもうまく使っていましたね。
■題材(自分だけがしたこと) マンゴーが好きな理由、よく書けていましたよ。電話で話したように、好きになったきっかけなども書けるといいですね。
■主題(心の中で思ったこと) なの花ナナちゃんが書いていたように、好きなものがそれぞれ、ということはきらいなものも人それぞれなのかもしれませんね。でも、大人になると、ふとしたきっかけできらいなものが食べられるようになるかもしれませんよ(^o^)/。
☆項目シールのかわりに()で入力する時は気をつけよう。今回も、(自分だけが思ったこと)と入力したところがあったけれど、本当は(自分だけがしたこと)です。課題フォルダの最後についている、項目表を参考にしてくださいね。


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