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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   痛かった思い出   かもも

痛かった思い出
  かもも
 「わーん」
 私は今さっきふすまに左手の小指をぶつけた。ぶつけてしまった小指はじんじん痛む。その日、私たちは出かけていてさきほど家にかえってきた。家のドアを開けたら、湖がいくつかあった。なんとそれを犬がふんでしまった。いぬはそのままこっちに走ってきたのでにげていたのだ。その時ふすまに左手の小指をぶつけてしまった。
 私は、このころよくうそ泣きをしていた。だから母や兄は、
「またうそ泣きじゃないの。」
と言っていた。でも私はそれからずっと泣いていた。うそ泣きじゃないとわかった母と兄は氷やタオルを持ってきてくれた。母が、
「どこぶつけたの。」
と言った。でも私は痛くてしゃべれそうになかったから左手の小指をさした。そうしたら母が、
「動かしてみて、グーパーグーパーって。」
と言った。でも手がやろうとしたけど痛くて動かせない。それをも見ていた母が父に電話をして、早く帰ってくるように言った。母が電話をしてから5分から10分ぐらいで父が帰ってきて、病院に行った。病院ではレントゲンをとり、少し待ったらある部屋へ呼ばれて行った。診察室にいた先生が、
「はく離骨折ですね。」
と言った。この時に私は、だから痛かったんだと思った。3年か4年の頃の出来事だった。
 痛みには二つある、一つは体の痛み、あとのもう一つは心の痛みだ。私は心の痛みにあったことがたくさんある。これから生きていくうちにもっとたくさんあるだろうけれど、乗り越えていきたいと思う。
痛みは人間にとって大切なものだ。痛みを感じなければ骨が折れたり、転んでとても大出血しても気付かないわけだから、骨なんかまるで砂のようになってしまう。だから痛みというものは人間にとって大事だということがわかった。

   講評   ita

 こんにちは、かももちゃん。よくがんばって提出したね。今日、9.1週は進級テストだよ。項目表を確認しながら指導したいので、手元に置いておいてね。           

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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