対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   森の本当の美しさは   ムーン

森の本当の美しさは、嗅覚・聴覚・触覚など五感のすべてが解放されてこそ初めて見えてくる。多様な木々、草花、虫たち、動物たち、風、匂い、光などすべてが深く関わり合って一つの大きな生命体として生きている森。森のすべての生命がそれぞれの役割をにないながら、ともに一つの生命のシンフォニーを奏でている。風や匂いや音に感覚を研ぎすます余裕も生まれた。だから私は自然の中の一員であるという自覚を持って生きていきたい。「主題」
そのための方法は第一に、すべてのものが助け合って生きていることに気づくことだ。私は、ワンダーフォーゲル部の合宿で尾瀬に行ったことがある。そのとき湿原のなかに食虫植物がトンボを捕まえているところに出会った。「体験実例1」また家族で埼玉県の寄居にいったときに、偶然鳥が蜘蛛を食べているところにであった。「体験実例2」そして小学二年生のときに近くの公園の木にカナブンなどの昆虫や甲虫などがクヌギの木の樹液をなめているところに出会った。「体験実例3」あと、群馬県の北軽井沢にある一心荘で、ある朝一つの木に幾つものヤドリギがきせいしていたのを何度も見たことがある。「体験実例4」あの時以来植物と動物が助け合って生きていること『森羅万象』を実感することは、これ以前はなかったし、これ以降も無いことを願っているのである。
また第二の方法としては、地球もひとつの命として大切に守ろうとすることだ。今日高騰を続ける石油などにも限界がある。今日、人類が直面している危機を乗り越え、新しい文明への道を拓くためには、発想を180度転換して、技術からではなく、資源からの発想に切り換え得るかどうかが鍵になる。「長文実例」
確かに、快適な暮らしのために開発することも必要だ。しかし「存在するものには、良いとか悪いとかを言う前に、すべてそれなりの理由がある。」(名言の引用)という名言もあるように、地球はひとつの命として生態系のバランスを保って生きている。人間はその一員として、大きく調和して生きていかなければならない。「生き方の主題」

   講評   yuta

 進級テストは見事合格です。おめでとう!

☆項目を全部入れて書けました。
●生き方の主題:『私は自然の中の一員であるという自覚を持って生きていきたい』。
●複数の方法一:『そのための方法は第一に、すべてのものが助け合って生きていることに気づくことだ』。
●体験実例:トンボを捕まえた食虫植物、蜘蛛を食べる鳥、樹液をなめるカナブンやカブト虫、ヤドリギの寄生。じっさいに見たことのある生物同士の関わり合いを紹介しましたね。
 “あの時以来……これ以前……これ以降……”。指示語を整理しましょう。
 「無いことを願っている」としてしまうと、方法一に矛盾してしまいます。
●複数の方法二:『地球もひとつの命として大切に守ろうとすることだ』。石油の高騰という、タイムリーな問題を挙げるのは良い書き方です。
●反対意見への理解:『確かに、快適な暮らしのために開発することも必要だ』しかし
●名言の引用:「存在するものには……」という名言もあるように
●生き方の主題:上手く書き出しの意見に戻れました。

☆目標字数もクリアしました。
       

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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