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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   絶対的、相対的   おわせ

 視覚系は、光を介して物の形を認知する。形は触ってもわかるから、視覚だけが形の担い手ではない。さらに、聴覚も形の認識にまったく無関係とはいえない。 形は物の方にある。すなわち形は物の属性だという。 視覚系だけにまかせておくと、大きさの絶対値がわからないからである。 目の網膜は、発生的、構造的には、じつは脳の延長であり、相似とは、脳の一部がやっていることを、脳のどこかの部分がよく知っている、ということかもしれないのである。
 確かに相対的というものはわたしたちにとって、便利である。それはテストなどにも関係あるといえる。小テストではなかなか無いが、大きなテストになるとクラスや学年の中で順位が出される。自分の中では順位なんて関係無いと言い聞かせておきながらも、順位が上がったら喜び順位が下がったら落ち込んでしまうのである。だから前からやる気を出して勉強し、少しでも順位を上げようとみんながんばるのだ。 
 しかし、長い人生の中には絶対的なものが必要なときもある。受験などで、○○点以上の人は合格で○○点以下の人は不合格。というようなことをやっていては毎年新入生が多いときもあれば、少ないときもある。というようでは新しく何人の生徒が入ってくるのか受験者側はもちろん、学校側までもが分からなくなってしまう。だから、時と場合によっては、この人までが合格でこの人からは不合格。というようにズバッと切り分けることも大切なときもしばしばあるのである。
 確かに絶対的な評価も相対的な評価もどちらも大切ではある。しかしもっと大切なことは「できあがった規則をなんとか守ろうとすることよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である。」という言葉があるように、出来あっがいるものを大切に守っていこうというものではなく、自分に合わせてもっとそれを変えていくことも大切だと思う。例えば、学校側も順位を全て出してしまうのではなく、本人にだけ教えて全部を明かさずにトップ10だけ発表するようにしていったら、教えられた側は自分に合わせて勉強していくとわたしは思う。 (総合化の主題)

   講評   nane

 これは、とてもよく書けた。
 内容的にもしっかり考えていることがわかる。
 キーワードが入っていなかったので、今度はカッコ書きで入れておこう。
 名言は、もう一息。探せばすぐに見つかったと思うけど。
 字数は、800字までがんばったね。この字数は、実力と関係が深いから、これからコンスタントに必要な字数を書けるようにがんばっていこう。
 今回のように、段落ごとに目標の字数を決めておくと書きやすい。テラパッドで書くときは、1段落4行ぐらいを目安にしておくといいよ。
 長文暗唱は、これからやり方を説明していくから、学校の勉強と併せてがんばっていこうね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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