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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   幸せ探し   こゆき

 「笑う門には福が来る」のであって、福が来るから笑うのではない。運と見えるものは日常の生き方の結果である。そして実は、短いメッセージを書くことのような日常の積み重ねが幸運を呼んでくるのである。もし、幸福がほしいなら、日常のおくり物一つにも心があることが大切である。社会性に欠いた人は。「私は運が悪い」と言う。「日々の積み重ねで結果そうなった」という、かくされた部分はなかなか理解できない。こうして幸運や不運の環境はできてくる。幸運を呼びよせるための十三の知恵のうつの第二の知恵が「見つけ出す」である。「なぜうまくいかないのか?」の理由を見つけ出すことである。すわって不運をなげいている人は、幸運が自分を見つけるべきだと考えて、自分が幸運を見つけるべきだとは考えていない。困難のない人生などない、これが人生の運を考える時の大前提である。<要約>
 ガチン、ガチン。チョコレートを細かく刻んで、溶かす。この作業に何分費やしただろうか・・・。チョコレートを入れ物にいれ、冷凍・・・。丸めて、ココアパウダーを振る。結局、一時間、二時間ぐらいかかって、不格好な物体ができた。・・・そう、これは、ココアトリュフだ。でも、とても一流シェフが作るような、一口サイズの綺麗な丸型とは、お世辞にも言えない。表面はでこぼこして、固い。友達にあげようと思っていたのに、せっかくの力作がこれでは。しかし、一つ食べてみると、
「おいしい・・・・・・。」
思わずこの言葉が出た。汗と時間の結晶である。父や母も、にこにこ笑って食べてくれた。私と姉は、嬉しくて、その日は最高の日だった。家族の交流も深まったし、友達の友好度がさらに上がった。我が家に幸福が訪れたようだ。でも、まかぬ種は生えぬ。<ことわざの引用>自分からやらなくては、幸福も動かない。まるで影のようだ。<例え>ちなみにこの家にも何個かチョコレートが来た。チョコレートを渡しあう日だからだ。<前の話>
 母から前、「幸福は自分の行いで引き寄せることができるのよ」と聞いた。まだ幼かった私にはちんぷんかんぷんで、そんな訳ないでしょ、と思っていた。でも、ある日、そんな訳がある、という事実を証明することが起こった。ある日、ゲームの中の福引で、姉が一等を当てたのだ。この頃、姉はいつも笑顔だったのだ。そんな姉に幸福が訪れたのだろう。母の言葉はあっていたのだ。<聞いた話>
 幸福が訪れる人は決まっている。姉もその一人だ。私も笑顔で毎日を送り、日々の積み重ねを大切にする、という心を持つようにしたい。幸福とは、人間にとって、人生を左右する、見えない光だ。<一般化の主題>それを自分で探しに行くか、探しに行かないかは、その人次第。そして、それによって、人生の明暗が決まる、ということが分かった。<分かった事>甘く、しかしビターな香りが漂い、思わずにっこりした。<書き出しの結び>

   講評   koni


【要約】 よくまとめています。

【前の話聞いた話】 体験実例と前の聞いた話と2つ実例を挙げることができました。チョコレートを細かく刻むのが結構な重労働ですよね。これは、経験したことがある人にしかわからないでしょう。そのようすを音で上手に表現できています。お母さんがおっしゃるように、幸運は、自分でつかんでいくものなんだね。

【たとえ・ことわざの引用】 ことわざの引用もたとえも上手く使えています。

【一般化の主題】 運を光にたとえてまとめることができましたね。すてきな結びとなりました。いつも輝いているお姉ちゃんを目標にしながら、絶え間ない努力をしているこゆきさん。こゆきさんの前途にも、まっすぐで温かい光があたっていますよ。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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