対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   疑心力を養う   サニー

 子どもの世界は「ふしぎ」に満ちている。小さい子どもは「なぜ」を連発して、大人に叱られたりする。しかし、大人にとって当たり前のことは、子供にとって全て「ふしぎ」と言っていいほどである。子供は「はてな」に対して、大人に答えを聞いたり、自分なりに考えたりして、自分の知識を蓄え、人生観を築いていく。又、自分なりに「ふしぎ」なことに対して、自分なりの説明を考え付くときもある。<要約>僕は、「なぜ」と疑問を抱くことは良いと思う。
 その一つ目の理由は、疑問を持ち、調べることで、考える力がつき、知識が深まるからだ。様々な科学が発達したのは、ふしぎに思うことから始まる。しかし、普段、当たり前すぎてふしぎに思えないことだってある。例えば、作り話かもしれないが、ニュートンは重力を発見したとき、リンゴが地面に落ちるとき、吸い付いていくように見えたと言うのでびっくりした。僕だったらそんなことは思えないだろう。ふしぎに思うということは、発想が柔軟なのだろう。
 二つ目の理由は、ふしぎと思う好奇心がないと人生面白くないからだ。発想が堅く、いろいろな物事を当たり前や先入観に取り付かれてしまうと、面白くない。逆に言えば、とっても意外性のある人は面白い。だから、「ハリー・ポッター」や、「ナルニア国物語」などの夢のある小説は、面白みがあって人気なのだろう。
 確かに、ふしぎと思っても、調べないと、知識がたまっていかない。だから、その都度調べることが大事だ。「存在するものには、良いとか悪いとかいう前に、全てそれなりの理由がある。」という名言があるように、疑問を解決していくことは必ずプラスになり、それで人間は成長していく。だから、僕は、疑問を抱くことは良いと思う。そして、これからも、疑問に思ったことは様々な情報手段で調べて行きたいと思う。

   講評   komiko

 サニーくん、こんにちは! 不思議に思うことについての意見文でしっかりと「伝記実例」を引き出せましたね。

 「要約」は、バランスよくぬき出してくれました。よかったですよ!「是非の主題」で「僕は、『なぜ』と疑問を抱くことは良いと思う。」として、「理由一」で「疑問を持ち、調べることで、考える力がつき、知識が深まるからだ。」と、かっこよく挙げることができました。そのあとの「伝記実例」では、ニュートンの重力を発見したようすを挙げて「ふしぎと思うということは、発想が柔軟なのだろう。」と「途中の感想」も挙げられましたね。「理由二」では「ふしぎと思う好奇心がないと人生面白くないからだ。」と挙げて、意外性のある人物や作品が面白い事を挙げてくれました。ここで具体例として「ハリー・ポッター」や「ナルニア国物語」を挙げられていますね。「体験実例」として自分の周りに入る意外性のある人物とのこと、例えば第一印象と全く中身が違う先生や友達のことを挙げられると楽しい実例になりそうですよ。ここでも「まるで〜のような」を使った「たとえ」が書けるとよくなりますね。 第四段落の「反対意見への理解」「名言の引用」として「疑問を怪傑していくことは必ずプラスになり、それで人間は成長していく。」とかっこよく「自分なりの解釈をまとめることに成功しましたね。「これからの結び」までしっかりと四つのステップを踏めましたね。

 次は十月二十一日(火)に電話をします。「笑う門には福が来る(感)」を読んでの意見文です。「あなうめ三問テスト」も出しますので、長文を一日二〜三回音読をしておきましょう。 

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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