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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   素材が良くても・・・   ここあ

交話機能というのは、言葉がもつ、人と人の気持ちを結びつける作用を指すものである。人は他人と出会うと、必ず警戒、不安、恐れなどの気持ちが、心の中に、多少なりとも生まれるもので、都会の人混みに慣れきっている現代人は、このことをあまり意識する機会がないが、人影が全くない道などの状況下に置かれるとその気持ちが表面化してくるのだ。あいさつというのは、人が出会いの際に経験する生物的な緊張を和らげる糸口となるものである。ことばを交わし合うこと自体が、心を通わせ、一体感を生み出すのである。交話機能というのはこのように、対話者同士の一体感や帰属意識を高める「潤滑油」の働きをするものなのである。(要約)
 確かに、言葉には「潤滑油」としての働きがあり、それを生かしていくことは大切なことである。(第一の意見)私は、とある中学校の生徒会役員である。その生徒会の公約の中に、「あいさつをもっと活発にしよう!」という「あいさつ運動」の取り組みが含まれている。これは、生徒会役員が学校のいたるところで朝、「おはようございます。」と生徒に、声をかけるものである。この活動をすることで、まずは知っている人同士から、いずれは知らない人同士もあいさつを交わせるようになるのが目標である。この活動を通じて、私は、あいさつをすることがとても気持ち良いことだと知った。ことばは心の、潤滑油なのだな・・・と思った。
 しかし、潤滑油としての機能だけで、中身のない話ばかりというのも困る。(第二の意見)母はよく、懇談会の後、友達の母親と長話をしていて遅くまで帰ってこないことがある。この長話は、大抵、潤滑油としての機能しか持っていないだろう。しかし、連絡網などはべつである。これは、潤滑油としての機能よりも中身のある話の占める割合の方が大きい。昔話で例えるなら「シンデレラ」である。(昔話か?)一生懸命、毎日働いて、夢を持って生きていたから、フェアリーゴッドマザーが現れたのである。これは、毎日の働きと行い、そして夢を持ち続けたということが潤滑油の働きをしたのである。しかし、これも妖精という存在がいたことに、中身があるのである。(昔話の実例)
 このように、ことばには、潤滑油としての働きと中身を伝える働きとがある。(総合化の主題)しかし、だいせつなことは、「トランプがいきているのは、それが実際のプレーに使われているときである。」という名言があるように、いくら良い素材でも、加工しだいで良くも悪くもなってしまうということなのだ。(名言の引用)

   講評   koni


 ていねいに清書できましたね。
テストがあったり、体調が悪かったりしていたのに、音読を続けていたんだね。お大事にね。

★次回は、12月4日(木)進級試験です。合格目指して頑張ろう!!

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