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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自然の神秘にふれあう   こゆき

 ヒノキは切られてから二、三百年の間は、強さや剛性がじわじわと増して二、三割も増し上昇し、その時期を過ぎて後、ゆるやかに下降する。バイオリンは、古くなるほど音がさえるというが、それもこの材質の変化で説明できる。ところで、その名人によると、ヒノキでつくったバイオリンは、どうしても古風の響きがするというのである。木は同じ種類のものでも、産地により立地によって、材質が少しずつ違う。それは、物理的、化学的な試験によっても証明できないほどの微妙な差である。木はそれが生育した土地で使われたとき、いちばんしっくりして長持ちするというが、これは木のもつ風土性とでもいうべきものである。私達は、数量的に証明できるものにのみ真理げああり、それだけが正しいと信じてきたきらいがえあった。だが、自然がつくったものは、木のように原始的で素朴な材料であっても、コンピューターでは解明できない側面をもっているのである。<要約>
 「それでは、みなさん。遠足にいきますよ!」
あれはまだ、わたしが二年生の頃だっただろうか。遠足で、プラネタリウムを見に行った時だ。夜空のような、綺麗に瞬く星たちが、私達を出迎えるてくれているようで、<例え>うれしくもなった。しばらくすると、矢印が空にうかんで、星の説明が始まった。
そして、星たちが線で一個一個結ばれていき、一つ、二つ、と星座ができ始めたのだ。
「あの大きい機械で、どうやって星を映しているんだろう・・・?」
と心の中が疑問符でいっぱいだった。星たちの説明が終わり、今度は星の物語も流れ出した。本当の空よりもたくさんの星にかこまれ、今が夜だと錯覚してしまいそうだった。その夜、空をのぞいてみたら、
「やっぱり。本物の空だ・・・。」
と感嘆の声を漏らしたのを覚えている。人工の空は、人間の手でつくるのだから、綺麗に、そしていつも同じ空が見れる。が、本物の空は、誰の手も加わっていない、気まぐれの空なのだ。そっちの方が私は感動できると思う。<体験実例>
 消臭効果で、今、造花が人気である、と母に聞いた。家の中におくだけで、においを消すことができ、そして、景観も楽しめるというものだ。それに、消臭効果がなく、ただ家にかざるだけでも造花は、やはり人気がある。なぜかというと、水も替えなくてもいいし、ずっと綺麗な状態で保つ事が出来るからだ。だが、私は造花より、自然にある、本物の花の方が
好きだ。なぜなら、水を換えることでその生き物とふれあうことができるし、たった一週間の命でも、その本物の命と親しみ合うことができるからだ。<聞いた話>
 私は人工のものよりも、天然のものともっと親しみあいたい。天然のものと親しんでいくうちに、どんどんその神秘にふれあえるし、蟻の穴から堤がくずれる<ことわざの引用>、というように、自然の力は、丈夫のものでも壊してしまうこともあるくらい、時には強力でもあるからだ。自然とは人間にとって、その心に感動を与えさせ、この体に安らぎを与えてくれる、アロマテラピーである。私はこれからも、自然なものと共に暮らしてゆきたい。それは、生き物の命に触れることでもある、ということが分かった。<分かった事>空は、まんざらでもないように、でもうれしそうだった。<書き出しの結び>

   講評   koni


 ていねいに清書できましたね。
 今年も残すところ1ヶ月となりましたね。クリスマスツリーはかざったかな。

★次回は、12月4日(木)進級試験です。合格目指して頑張ろう!!

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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