対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   one for all,all for one   ゆりん

「私」という固体意識から「我々」という地球意識への脱皮は、今、この地球に住む全ての人々に求められているのだ。

自分だけの為に努力をするのはとても良いことだ。受験勉強や、陸上競技の長距離走などは誰かの為に行ったり、協力して行うものではなく、自分一人での戦いだ。私は今、体育の授業で長距離走を行っている。一周二百メートルのグラウンドを八周走るのだ。普段こんなに走ることはないので、とてもキツイ。三周目くらいになると、わざと転んで足をひねったと言ってやめようかとか、足をつった演技をしようかとか色々と考えてしまう。呼吸も段々乱れるし、心臓がバクバク鳴っているのが自分でも分かる。口を開けて走るので口の中も乾燥して、カラカラになるのだ。でも、こんなことを考えていると、あっという間に六周目くらいになって、完走することが出来る。完走した時の達成感は、とても素晴らしいものだ。タイムが伸びると、より一層嬉しい。よりタイムが伸びるようがんばって行きたいと思う。

また、全体のことを考えて協力して何かを行うのも良いことだ。来年の二月に「合唱コンクール」がある。今、自由曲を決めて練習を始めたところだ。合唱は、どんなに歌を歌うのが上手な人が一人いても、他の人が真面目に歌わなければ意味がない。団結が必要なのだ。問題は山積みだが、一つ一つ解決して優勝を目指したい。「大きなかぶ」という昔話がある。大きなかぶを見つけたおじいさんが引っこ抜こうとしても抜けず、おばあさんや娘、犬、猫と協力して引っぱったら抜くことが出来たという話だ。この昔話のように、協力することはとても」良いことだし、協力しなくては出来ないことも沢山あるのだ。

確かに、自分だけの為に頑張るのも、全体のことを考え協力して何かを行うのも良いことだ。どちらにせよ達成感はものすごいものだと思う。しかし、一番大切なのは、「私たちの幸福が他の人々の不幸に支えられているのであってはならない。」という名言があるように、「one for all,all for one」と「一人はみんなの為に、みんなは一人の為に」といった、全員が幸福を追求できるような社会を作っていくことが大切だと思う。

   講評   hota

 この回は休み宿題だったため、来年からの暗唱の取り組みについて、説明することができませんでした。1月の1週目に、少し説明しますね。

 今年も休まず、よく頑張って書きましたね。では、次回は年明け、1/6です。よいお年を。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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