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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ぼくが横断歩道をさがす理由   きおあ

 ぼくは、道をわたる時はかならず横断歩道をさがしてわたるようにしています。どうしてかというと、「あぶない!」と思って目を丸くするくらいドキッとする場面を二回も見たからです( 理由、 ぐらい、 色音感じ、 数字)。
 一回目は、つえをついたおじいさんが、こしを曲げながら横断歩道でない所で道路をわたっていた時の事です。ぼくが、
「おじいさん、車がきたらひかれるよ。」
と心配して見ていたら、急に車がとびだしてきて、おじいさんにぶつかりそうになりました。ぼくは、あぶない、と自分のほっぺを両手でおさえました。おじいさんがびっくりして、あわててわたったから、車にぶつからなくてすみました。あーー、よかった。やっぱり横断歩道をわたらないといけないなあ、とぼくはそれを見て実感しました。( 途中思ったこと)
 二回目は、自転車をおして歩道を歩いていた男の人でした。とつぜん、左右を見ないで横断歩道のない所を平気な顔をしてわたり始めたのです。( そう)すると車道を車が走ってきて、
「自転車にぶつかる!。」
と思ったけど、車がブレーキをかけるのが間に合ったから自転車に当たらなくてすみました。ぼくがその車の運転手だったら、( もし・・・だったら)
「横断歩道をわたってください。車を運転する人は、横断歩道のない所では人が出てくるとは思っていないから、びっくりするよ。」( 長い会話)
と、きょうりゅうのように( たとえ)こわい顔をして言ったと思います。
 どうしたら、みんな横断歩道をわたるのかなあ。みんなは、あぶないって知らないから近道するんだろうな。ぼくは、車の運転手が横断歩道や信号のない所ではスピードを出していることや、ぼくが目の前で見たようなあぶない場面を見せてあげたら、わかってくれると思います。そうして、みんなが安心できる交通事故のない町になってほしいです。( 結びに思ったこと) 

   講評   hamura

 絵でかいてくれたように、はばのひろい道ろをわたるのは、とてもきけんなことですね。
 さいしょに、いけんとりゆうをつづけて書けました。しっかりした書きはじめです。りゆうを書いた一文では、「まるで」のたとえ、数字をつかう、というたくさんの書きかたが入っていてじょうずです。
 そのあと、「一回目、二回目」とじゅんじょよくせつ明できました。
 この二つの話は、たいへん生き生きとえがけています。目の前でみているようです。 ほっぺをりょうてでおさえた、というような動作をよく思いだしているので、臨場感(りんじょうかん=じっさいにそばで見ているようなかんじ)が出ています。「わたり始めたのです」というように、過去(かこ)の話の中に現在形(げんざいけい)の文を一つ入れることも同じようなこうかがあります。とくに考えなくてもしぜんに書けているとしたら、それは、文を運ぶセンスがよく、書きながら自分の中でしっかり思い出しているからでしょう。
 さいごにいけんを長くまとめなおしたところは、よくできました。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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