対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日2426 今日415 合計52751
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   物事を上手く持っていくには   あまぐり

自然の摂理はおどろくほど成功らしいから、いろいろな形でそっ啄の機に相当するものがあるに違いないが、かえる卵はもっとも劇的なものといってよい。われわれはほとんど毎日のように、何かしら新しい考えの卵を頭の中で生み落としたものが立派な思考に育つのは実際にごくまれな偶然のように考えられている。頭の中に卵が温められていて、まさに孵化しようとしているときなら、ほんのちょっとしたきっかけがあればそれで雛がかえる。それにめぐり合えたとき、奇跡が起こるというわけだ。人間とって価値のあることは、じっくり時間をかけたものでないと長い生命を持ちにくい。寝させて、温めて、決定的瞬間が訪れるのを待つ。そっ啄の機はいつやってくるかもしれない、折にふれて立ち返って見る必要がある、と教えているのだ。(要約)
 人が生きていく中、物事にはタイミングというのが大切である。僕はいつも母や父に頼みごとをするときにはタイミングを見計らって言うことが多い。例えば僕が何か悪い事をして頼みごとをしたいときには母や父の怒りが収まってから世間話でもしたあとに母や父に頼む。それによって怒りが収まる前に頼むと頼みごとを聞く耳を持たず普段ではいいものを買ってくれなかったりどこも行かしてくれなかったりする。親を怒らすのは悪いがもしそのようなことをしてしまった場合はタイミングを見計らって物事を言うと良い。
 ほかにも日常でタイミングは必要である。そのタイミングは主婦が一番強い。逆に男は強い人もいるが弱い人のほうが多いといえる。それは、料理に使うタイミングだ。卵焼きや、魚、肉など焼いているときに火を止めるタイミングである。僕が料理をするときはまるで真夏ずっと海で泳いでなった色のように黒くこげることが多い。主婦はいつも料理をするため一つ一つのメニューに火を止める絶妙なタイミングを見出している。レストランなどの料理人は火を止めるタイミングを見計る事が上手な人で料理を作るのが上手い人を採用するのだ。いつも僕たちが食べるものにはほとんど卵が入っている。その卵を産む鶏だがひよこを生むときは雛と親鳥が卵をつつくタイミングがピッタリ一致しないと雛は生まれて来ない。これは親が雛を大事に思うことにより雛が生まれてくるのだ。おなかすいているときに御飯を出されるのと、おなかがいっぱいのときに御飯を出されるのでは嬉しさが違う。ここでもタイミングが必要なのだ。
 人々が生きていく中で物事を上手く持っていくには、タイミングと言うのは大事なのだと分かった。

   講評   jun

 要約はやや長いですが、内容をつかんで、うまくまとめることができました。
 一つ目の似た話は、お父さんやお母さんに頼みごとをするときのことを書いてくれましたが、頼みごともそのときのタイミング一つで聞き入れられたり、聞き入れなかったりしますよね(笑)。相手との関係がうまくいっているときは、頼みごともしやすいし、聞き入れやすいですが、逆のときはうまくいかないものですよね。
 二つ目に書かれている料理の話もぴったりの実例です。料理は、タイミングが命と言っても過言ではないでしょう。火加減にしても味付けにしても、絶妙なタイミングがおいしいお料理を作り出すのですね。この料理の話の中に、うまくつながりを持たせて、鶏と卵の話を入れたところは、さすがです。
 最後の段落が一行だけというのはボリューム不足なので、ここにことわざの引用などをしてみましょう。さらによい作品になりますよ。

                                   

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)