小１から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。 志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で４０年の実績。 ▶ 個別指導のオンライン作文

昨日2426 今日737 合計53073□

　　　難しい事　　　バービー

　そっ啄の機という言葉がある。得がたい、好機の意味で使われる。比喩であって、もとは、親鳥が、孵化しようとしている卵の外からつついてやる、それと卵の中から殻を破ろうとするのが、ピッタリ呼吸の合うことをいったもののようである。
　もし、卵が孵化しようとしているのに親鳥のつつきが遅れれば、中で雛は窒息してしまう。逆に、つつくのが早すぎれば、まだ雛になる準備が出来てないのが生まれてくるわけで、これまた死んでしまうほかはない。
早すぎず、遅すぎず。まさにこのタイミングがそっ啄の機である。≪構成≫
　私は前、『このタイミングに買ってもらえばよかったのにぃ〜!!』と思った事が何回もある。≪題材≫例えば誕生日プレゼントで、おじいちゃんとおばあちゃんが、
「ママに誕生日プレゼント代渡しといたからね。それで好きなものを買うんだよと言われたのに、その時はほしいものがないからと言って、銀行に預けてもらった。でも、数日後に必ずほしいものが見つかって、これ欲しい!と思ったらもう、買ってもらえなかったりして、タイミングが悪いのだ。
　後、私は一回お母さんに、
「あっ!バービーちゃん、太鼓の達人Wｉｉが売ってるよ!」
と教えてくれたんですけど、私はその時興味が無かったので、
「いい。いらない。」
と言って買わなかったのだ。でも、私がその後大晦日前になったら、ゲームセンターに行って太鼓の達人大きい番がゲームセンターにおいてあったのでやってみたらすごく面白かったので『欲しい!』と思い初めたのだ。そして、お母さんに
「太鼓の達人Wｉｉ欲しいんだけど買ってもい〜い?」
と聞いたみたら、
「え〜!!前聞いたときにはいらないって言ったのに?!」
と言われた。私はその時、『はぁ?』と思ってしまった。どうしてかと言うと、私はその事を言った覚えが全く無かったからだ。そして、その後、見つかんないままシンガポールに帰ってきた。ものすごくタイミングが悪かったと思う。まるで、不幸体質の人みたいだ。≪表現≫私は今度から絶対に、鉄は熱いうちに打たないとダメかもしれない。≪表現≫
　私はタイミングが合わないと失敗する恐れがあるという事を知った。どうしてかと言うと、機械の歯車と歯車みたいに、一緒に動かないでどっか故障したら全部が動かなくなってしまうからだ。人間だってそうだ。もし私達がいいタイミングを見逃したらもうそれっきりで、そこからタイミングが合わなくなってしまうことがある。だから、私もうタイミングを見逃してはいけないとい事が分かった。≪主題≫

　　　講評　　　takeko

実例と「わかったこと」の段落がとてもいいですよ！
「要約」いい場所をぬきだせました。
「前の話聞いた話」タイミングがあわず、「太鼓の達人」が手に入らなかったという例が書けました。こういうことってありますよね。先生は、本がふえると、売ったり捨てたりするのですが、そうして手放したあとに、その本を読みたかったと友だちが言ったりして、ざんねんだったこともあります。残念でない例としては、たとえば、ずっと知りたいと思っていたことを、タイミングよくテレビでやってくれたり、本が見つかったりすることかな。
「たとえ」「まるで不幸体質の人みたいだ」はおもしろいですね！あとのほうの「機械の歯車と歯車みたいに」という「たとえ」もいいたとえですよ。
「ことわざの引用」「鉄は熱いうちに打て」ということわざ。これは、「早くから気がついて」というような意味で使ったのかな？　ことわざを引用するときは、どうしてこのことわざを使ったのか理由を書きましょう。こうしてみましょう。「〜」ということわざがある。その意味は「〜」だ（プリントをうつす）。この意味と、ここが（自分の例）にている。この順番で書いてみよう。
「わかったこと」この段落はとてもよくなりました！　理由をよく考えて、いい説明になっています。

「文をなおすところ」
「後、私は一回お母さんに、」→「それから一度お母さんが私に」
「と教えてくれたんですけど」→「と教えてくれたのだが」
「見つかんないまま」→「見つからないまま」