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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   冬の朝、登校中。   ひよこ

「ヒュー。」
家のドアを開けたしゅん間、まるでトゲのように冷たい風がふいてきます。
「い、行ってきますう〜。」
と白い息をはきながら、学校に出発です。
 わたしの学校は、登校班で通学するので、集合場所のマンションの下にまず行きます。
集合場所には、砂場があります。寒い、冬の朝は、その砂場のさくを使って男女別に別れ『へびじゃんけん』をします。たまに、女の子だけで、『おにごっこ』をすることもあります。これで体を少し温めて、学校に向かう。これが寒い朝を乗り切る方法の、『第一だん』です。
 やはり、ずっと学校に向かって歩いていると、だんだん温かくなってくるので、最初の五、六分を乗りきれば、大じょうぶになってきます。
 この前わたしは、手ぶくろをはめてくるのをわすれた時に、ポケットの中よりも温かい所を見つけました。それは、『せなかとランドセルの間』です。せなかとランドセルの間は、入るすき間がせまいので、風もあまり入ってこない、というわけです。それに、中が広いので、手首の辺りまで、すっぽり入ってしまうのです。それが、方法『第二だん』なのです。
 それでもまだ寒い……という時は、『しゃべる』のが一番です。しゃべって、寒いということをわすれてしまうのです。わたしのオススメは、友達と大ばく笑できる話をするのが良いと思います。自然に温かくなっていきます。これが、方法『第三だん』プラス、『最終兵器』です。
 この三つがあれば、寒い冬の朝も必ず大じょうぶです。
わたしは、もっと新しい方法を考えて、冬の朝を楽しくしたいな、と心の中で思いました。みんなのはいた息が雲のように消えていきました。

   講評   inoro

こんにちは、ひよこさん! 今回も大変良い作品を清書できましたね。ふだんから読書をしているからでしょう。ひよこさんの書く文章はリズムがあってとても良いですね。これからも楽しく、読んだり書いたりする中で、自然と作文のうでをみがいていってください大変良くできました。(読解問題もよく取り組めました☆)

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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