対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日2426 今日680 合計53016
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   タイミングは大切   そんごくう

 早すぎず遅すぎず。まさにこのときというタイミングがそっ啄の機である。われわれは毎日のように、何かしら新しい考えの卵を頭の中で生み落としている。ただそれを自覚していないだけである。頭の中に卵が温められていて、まさに孵化しようとしているときなら、ほんのちょっとしたきっかけがあれば、それで雛がかえる。この千に一番のかね合いが難しい。それでそっ啄の機が偶然の符合のようにも思われるのである。(要約)
 僕にも似た話がある。頼み事を母にする時、タイミングを見計ってお願いをする。例えば、僕がジュースを飲みたい時、母の様子を見る。機げんが良かったらお願いをし、機げんが悪かったら、自分で取りに行ったり、素直にお茶を飲んだりする。機げんが良い時にお願いをすると、たいていの場合はジュースを持ってきてくれる。たまに、機げんが良いと思っていたけれど、本当は機げんが悪かったということもある。
 母が機げんの悪い時、たまに僕はおせじを言ったりもする。例えば、
「お母さんはまるでバラのよう!」
などと言う。けれども大体が失敗している。
 もう一つ似た話がある。夕食を食べる少し前、僕はおかしを食べすぎた。なので大好きなオムライスをあまり食べることができなかったことがある。おかしを食べるのではなかったと後悔した。それからは母が、夕食の一時間前は何も食べてはいけないと言った。僕はどうしてもお腹がすいて何か食べたくなったが、がまんした。やっと夕食の時間になった時、とてもうれしかった。
 僕は母にも似た話を聞いてみた。僕がまだ赤ちゃんで、ハイハイだったころの話だ。そのころ、僕は高速ハイハイでとても速くて、服を着させるのが大変だったそうだ。最初は大変だったけれど、しばらくすると慣れてきて、タイミング良く着させることができるようになったそうだ。今では、にげる僕に服を着させることはできないそうだ。なぜなら、成長した僕にはズルがしこい脳があるからだそうだ。僕は、こういうところにもタイミングというものが必要だということがわかった。
 僕はこの話を読んで、『鉄は熱い時に打て』ということわざがあるように、何事もタイミングを逃してはいけなく、日常生活の中でタイミングはあらゆるところでたくさん出てくるので、タイミングを逃さないようにして、大切にしなければいけないということがわかった。

   講評   jun

 通信になっても、この調子でがんばってください。
 またいつでも教室に遊びに来てね。

 

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)