対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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タイミングは大切 そんごくう
早すぎず遅すぎず。まさにこのときというタイミングがそっ啄の機である。われわれは毎日のように、何かしら新しい考えの卵を頭の中で生み落としている。ただそれを自覚していないだけである。頭の中に卵が温められていて、まさに孵化しようとしているときなら、ほんのちょっとしたきっかけがあれば、それで雛がかえる。この千に一番のかね合いが難しい。それでそっ啄の機が偶然の符合のようにも思われるのである。(要約)
僕にも似た話がある。頼み事を母にする時、タイミングを見計ってお願いをする。例えば、僕がジュースを飲みたい時、母の様子を見る。機げんが良かったらお願いをし、機げんが悪かったら、自分で取りに行ったり、素直にお茶を飲んだりする。機げんが良い時にお願いをすると、たいていの場合はジュースを持ってきてくれる。たまに、機げんが良いと思っていたけれど、本当は機げんが悪かったということもある。
母が機げんの悪い時、たまに僕はおせじを言ったりもする。例えば、
「お母さんはまるでバラのよう!」
などと言う。けれども大体が失敗している。
もう一つ似た話がある。夕食を食べる少し前、僕はおかしを食べすぎた。なので大好きなオムライスをあまり食べることができなかったことがある。おかしを食べるのではなかったと後悔した。それからは母が、夕食の一時間前は何も食べてはいけないと言った。僕はどうしてもお腹がすいて何か食べたくなったが、がまんした。やっと夕食の時間になった時、とてもうれしかった。
僕は母にも似た話を聞いてみた。僕がまだ赤ちゃんで、ハイハイだったころの話だ。そのころ、僕は高速ハイハイでとても速くて、服を着させるのが大変だったそうだ。最初は大変だったけれど、しばらくすると慣れてきて、タイミング良く着させることができるようになったそうだ。今では、にげる僕に服を着させることはできないそうだ。なぜなら、成長した僕にはズルがしこい脳があるからだそうだ。僕は、こういうところにもタイミングというものが必要だということがわかった。
僕はこの話を読んで、『鉄は熱い時に打て』ということわざがあるように、何事もタイミングを逃してはいけなく、日常生活の中でタイミングはあらゆるところでたくさん出てくるので、タイミングを逃さないようにして、大切にしなければいけないということがわかった。
講評 jun
通信になっても、この調子でがんばってください。
またいつでも教室に遊びに来てね。
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