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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   タイミングは命   ミコミコ

 そっ啄の機という言葉がある。タイミングがぴったり合うといういみだ。何事も早すぎず遅すぎず。まさに、このときというタイミングをそっ啄の機という。いつやってくるか分からないそっ啄の機。どんなときでもタイミングは大事だ。
 「おなべに水入れて! あっその前に卵どこ?」
私の班はあわただしく調理実習が始まった。今日は、ゆで卵と野菜いためを作る。そこで、問題があったのは、ゆで卵である。2つの料理を同時に作らなければならないから、5人いてもあせる。
「野菜こげてない? ゆで卵の水ふっとうしてない?」
ゆで卵はその年の夏休みにも作った。そのときは「とろかた」とちょうど良いタイミングで大成功だった。私はそのイメージで作っていた。でも...。
 ふっとうしていないか何度も確かめた。だが、いつまでたってもふっとうしない。「おかしいなぁ。」と思いながらも、そこから10分間ゆでて、卵をあげた。
「よっし、むこう!」
「コンコン、ぐっしゃ!]
「やわらかッ! どろどろや。」
ということで、どうにかして、固い殻はむいた。そこからはどうにもこうにも、まるで温泉卵のようにどろどろで、食べられる状態ではなかったから、野菜いためのおわったフライパンでいり卵にした。....ふっとうしてからの10分間と、ふっとうする前からの10分間では全然違った。料理はタイミングが命だと思った。
 私が1、2年生のころとても流行したおもちゃがある。それは「たまごっち」である。「あかたま」や「エンたま」など、私は3つくらい持っていた。でも、今はというと電池がなくなり、おもちゃ箱の隅につるされて、だれも使っていない。もし、今「たまごっち」をプレゼントされてもガッカリするだけだろう。けれども、流行している時にもらったら、欲しかった物だろうから飛び上がるほどうれしいにちがいない。このように、プレゼントにもタイミングは大事なのだ。
 どんなことでも、タイミングが大切で、タイミングを合わせるのは難しいことが分かった。これからは良いタイミングをにがさないように、準備をしておきたい。

   講評   mae


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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