対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   賑やかな夕食   たかちゃん

僕の家の夕食は、五時から七時の間だ。いつもころころ変わるので、
「ご飯まだ〜?」
といつも聞いている。土・日は、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に外食することもある。
 昨日、僕が、留守番をしていると、、おばあちゃんとおじいちゃんが苺と肉を持って、やって来た。夕食は、すき焼きだった。蛸と胡瓜の酢の物も出た。僕は、サラダは好きだけれど、鍋の野菜は嫌いなので、肉ばかり食べていた。みんなの話が学校やら旅行やらコロコロと変わっていくので、僕は、話についていけなかった。満腹になると、
「ごちそうさま。」
と言って立った。僕は、ずっと、ゲームをしていた。暫くして
「デザートやで。」
と言いながら。お父さんが苺を運んできた。僕は、練乳をたっぷりかけて、食べた。凄く甘くて美味しかった。
 冬といえば鍋である。お姉ちゃんは、鍋が大好きだ。水炊き、鴨鍋、魚ちり・・・
とくにお姉ちゃんが好きなのは、キムチ鍋である。お姉ちゃんは、キムチ鍋に一味をふりかけて食べている。僕は、辛いので、湯で薄めて、食べている。野菜は、煮込みすぎると、しゅんでとても辛くなる。キムチ鍋で一番好きなのは、エリンギだ。エリンギは、僕の大好物だ。あのコリッという感じが何ともいえない。しかし、このごろ、鍋には飽きてきた。お姉ちゃんの要望で、毎週土曜は、鍋だからだ。でも、鍋は好きだ。第一、鍋は体が温まっていい。お姉ちゃんが好きなのも無理はないなと思った。
 昔のヒトは、まいにち二食だけだったという。『お腹がすかなかったのか?』や『いつから三食になったんだ?』という疑問が次々と湧いてくる。調べたら面白そうだなと思った。

   講評   yoo

 たかちゃん、こんにちは。
 すき焼きやお鍋は、みんなでわいわい一緒に食べられるのでいいですね。体が温まるので、寒い季節には、特に向いているね。出来事の説明の中に、たかちゃんの気持ちを、上手に織り込んで表現しています。たいへんよくできました。(^o^)/

<題名の工夫>
 おじいちゃん、おばあちゃんも一緒の家族の食事は、楽しいでしょうね。食事中の雰囲気を、しっかり題名に表せました。
<前の話>
 すき焼きを食べたことと、前にお鍋を食べたことのふたつの実例を表せました。第二段落、第三段落の作り方が上手です。たかちゃんとお姉ちゃんの好みを教えてくれたのが、とてもよかったよ。
<いろいろな言った>
 「といつも聞いている」という「いろいろな言った」を表せました。作文の中に、会話文をしっかり使っていますね。
<自分だけが思ったこと>
 食べ物についてのたかちゃんの好みを、はっきり教えてくれたのが、よかったよ。
 昔の人について、不思議に思ったことを表したのは、とても興味深いです。本当に、いつから一日三食が当たり前という感覚になったのでしょうね。

        


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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