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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   緊張   おぬき

 「ただいまからピアノは発表会を開始します。」
私は、去年の11月に、ねむの木ホールというところで、ピアノを習っている人たちとピアノ発表会をした。私が、緊張して困ることは、あせってしまうことだ。
 私が、去年の発表会でひいた曲は「花の歌(ランゲ)」という曲だ。この曲、ピアノの発表会の前での練習でも一度も失敗せずにひいたことがなかった。そして私は同じクラスで一緒にピアノの発表会をしたHちゃんに、
「失敗せずにひけたことある。」
と私が聞くと
「ないよ。」
と答えてくれた。そして本番。まるで知らない人にあいさつするような緊張だった。ひいてみて、結構間違えてしまった。残念だった。でも一生懸命できたので良かった。たぶんこの発表会の失敗は、のちのち役立つ時くるだろう。
 私は、前の学校から今の学校へ転勤してきた知らないクラスの人にあいさつするのも緊張する。あいさつに行く前でも、どんな人たちなんだろうなどと、いろいろ考える。そして、あいさつするとき緊張は、ピークになる。でも、あいさつした後は、だんだん緊張がほどけていってなんであんなに緊張したのだろうと不思議になる。もし私があの時の私ならもっとあいさつの仕方を工夫していただろう。(笑)
 緊張とは人間にとって一歩前進するための近道である。油断大敵ということわざがあるように緊張したからといって油断していては、大きな失敗へとつながってしまうのだ。これから私は、緊張したときは、冷静に対処したい。
「これでピアノ発表会を終わりにします。」
とアナウンスが流れてピアノの発表会が終わった。 

   講評   komiko

 おぬきちゃん、こんにちは! 大事なポイントを意識して書くことができました。来月の進級試験までに、字数を伸ばしていきたいですね。その場の様子を「いつ」「どこで」「だれと」「どのように」した出来事が起こったのかをくわしく書いたり、「その人らしい会話」も長めに気持ちや人がらがよく伝わるように字数を多めに書いていくようにすると、もっとおぬきちゃんらしさが伝わってきますよ。いっしょにがんばりましょうね!

 「書き出しの工夫」を「アナウンス」から始めることができましたね。緊張した様子を「まるで知らない人にあいさつするような緊張だった。」と「たとえ」上手く使って様子を表すことができましたね。「前の話」では、転校したときの最初のあいさつの様子を思い出して「あいさつした後は、だんだん緊張がほどけていってなんであんなに緊張したのだろうと不思議になる。」と「いろいろな思った」を使って表現ができました。ここでの「緊張がほどけて」は、「緊張がほぐれて」とできるともっとよくなりますよ。第四段落は「一般化の主題」「ことわざの引用」「これからの決意」のあとに「書き出しの結び」では素敵な表現で書き結べましたね!本当に安心して四つのステップをふんでくれています、ことわざの「自分なりの解釈」もよく書けていますよ!

 次は、二月十三日(金)に電話をします。「私の家は自動車が(感)」を読んでの感想文です。冒頭三百字の暗しょうにチャレンジしてください。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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