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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   緊張の度合い   あほーどり

「どうぞお入りください。」
 私たちはそう呼ばれて面接会場へと入った。
 先日、私は学校のパソコン教室の管理のアルバイトに申し込み、面接を受けた。面接ではパソコンの技術のことももちろん問われたが、それよりも積極性や協調性などの人間性も問われた。私は、始まるまでは笑顔を保ち、ハキハキとしゃべることを意識しようと考えていたが、いざ面接が始まってしまうと緊張のあまり何も考えられなくなってしまった。表情はこわばり、言葉はどもってしまい、案の定不採用となってしまった。
 今回の面接は3人一度に受ける形式であった。一緒にいたうちの一人は声も大きく、滑らかにしゃべれていた。私は昔から人前でしゃべるのは苦手だったので、このようにしっかりとしゃべれるような人がうらやましい。ゼミの面接ではゼミ生全員を相手にしゃべらなければいけず、特別緊張してしまった。(前の話)せっかく言うことをまとめていっても大人数を目の前にするとまるで泡がはじけるように忘れてしまった。(例え)
 しかし、緊張とは人間にとって、物事に対して真剣に取り組むからこそ現れるものである。(一般化の主題)それが重要なことであり、失敗したくないと思わなければ緊張などしない。極度の緊張は実力を発揮するのを邪魔してしまうが、緩んだ気持ちで物事に真剣に取り組めるはずもない。私も、次の面接では落ち着いて、適度の緊張を持って臨みたい。
(書き出しの結び)

   講評   hota

 会場へと呼ばれる言葉から始まる書き出し、いいですね。最後にも、「面接」のキーワードを使って、「書き出しの結び」ができています。また、その時の面接の様子も、よく書けていました。確かに、3人一緒という形式も、善し悪しかもしれません。1人ずつの方が、かえってあがらない、ということもあるかもしれませんね。

 「ゼミの面接では」は「前の話」なので、「○月にあったゼミの面接では」などと、以前であることがはっきりわかるように書いてください。「しゃべらなければいけず」は、「しゃべらなければならず」ですね。たとえはうまく入っています。

 「一般化の主題」は、その通り。そして、これもみな、経験ですね。場数を踏むことによってしか、得られないものがあります。是非、これからも緊張し続けて、克服していってください。

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