対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日3224 今日33 合計55593
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   タイミング   ひろ

 そったくの機という言葉がある。得がたい好機の意味で使われる。得がたい好機の意味で使われる。早すぎずおそすぎず。まさにこの時というタイミングがそったくの機である。われわれの頭にうかぶ考えも、その初めはいわばたまごのようなものである。そのままではひなにもならないし、飛ぶこともできない。温めてかえるのを待つ。勉強したことを機会あるごとに復習していると、知しきがおのずからほんものになって身につく。
 ぼくは学校の学級文庫で、昔の発くつの本を借りた。その本は、「ツタンカーメン王発くつ」などが書いてあり、とてもおもしろかった。そのシリーズの10さつがほしくなり、早速母と本屋へ行った。本屋で聞いてみると、とても古くてはいばんになっていたので手に入らないと言われた。とてもがっかりして帰った。その日の夜、父にその話をすると、
「パソコンでオークションでも見てみるか。」
と笑顔で言った。ぼくと父がすぐに調べてみると、5さつだけ今日の日付けまでで、本があった。ぼくと父はあったことにおどろき、まるでかえるのように何度も飛び上がって喜んだ。もし、一日でもおくれていたら、その本があったことも知らずに、あきらめなければいけなかっただろう。
 母にタイミングが合った時のことを聞いてみた。母は、
「えっと、カキの実がおいしくなったころだから明日取りに行こうと思い、次の日取りに行くと、鳥に食べられている。鳥は、『この時がおいしい。』っていうタイミングを知っているんだよねぇ。だから、鳥と母さんは、カキをおいしく食べるタイミングを見計らっているんだよ。どちらがまさにそのタイミングに合うか競争中だよ。」
と、母は笑って言った。母はまるで鳥になったように見計らっているのだろう。やはり生き物は、ここだ!というタイミングを知っているのだなと思った。
 鳥にもタイミングが分かるのはすごいと思った。ぼくは、人と出会うのも勉強もスポーツも何でもタイミングが必要なのだということが分かった。チャンスは待っていても来ないから、これからは自分で動いてチャンスを作っていきたい。

   講評   kako

 こんにちは、ひろ君。お清書が書けましたね。来月は節分がありますね。ひろ君も豆まきをするのかな? 鬼を追い払って、幸せがたくさん来るといいですね。

          

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)