対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ツルレイシ   かわた

 四年生になって理科の時間にツルレイシを育てた。土の中に指で穴をあけてタネを二つ入れて植えた。学校のしょくいんしつまえのひろいかだんで少し育てた。ぼくは、たねに「大きくなってね」と心の中でおねがいしました。何日も何日もかかって少し大きくなったので今度は、ひとつずつケースに入れて教室のベランダで育てました。水や光があたっていたからずいぶん大きくなりました。二十cmになったので今度は、家で育てることになりました。
 ぼくの家は、マンションだから育てることはできません。だから、おばあちゃんにお願いをしてぼくのかわりに育ててもらうことにしました。おばあちゃんもたくさんお水をあげて育てていました。するとある日、おばあちゃんのいえに植木屋さんがきました。庭の木をきれいに切って片付けをしていたら、ツルレイシを草と思ったのか一緒に捨てられてしまいました。おばあちゃんから電話があったから急いでおばあちゃんの家に行ってみたけど何もありませんでした。ぼくは、がっかりしました。名前をかいてふだを立てればよかったと思いました。
 大きくなったら「ゴーヤ」になると聞いていたから好きではないけど少し食べてみようかなあと思っていたのにざんねん。大きくなるとこを見たかったなあ。

   講評   kamo


 ツルレイシを育てたこと、でもざんねんな結末だったことが、よく書けました。本当にざんねんだったけれど、今後のために学んだこともあったね。こういう作文も、気持ちが伝わるいい作文です。
<こうせい>
 結びは、気持ちがよく分かってなかなかよかったけれど、動作にして、「ぼくはツルレイシのあった場所を見つめました。」などと書くとよかったね。
<だいざい>
 育て始めたときの「前の話」も書けたし、ゴーヤとして食べられるという「聞いた話」も書けたね。好きな食べ物でなくても、自分で育てたものなら食べたかったよね。それで、苦手だったトマトが食べられるようになったという人の話も聞いたことがあるよ。本当にがっかりだったね。
<ひょうげん>
 「まるで」はわすれちゃったかな?
<しゅだい>
 心の中で思ったこともしっかり書けました。「心」という言葉が実際に入ったのもよかった。
 パソコンで書くと、横書きになるので、「二十」は「20」でもいいよ。「cm」などの単位は「センチ(メートル)」などとカタカナで書くのがふつうです。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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