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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   笑顔   いすも

 アメリカのアイオワ州では、彼らの溢れるホスピタリティに触れることができた。アルバイトの学生から役付きの偉い教授までが、自分の日常生活の細やかな部分に気を使ってくれるのだ。そして、キーワードは「笑顔」である。彼らは揃いも揃ってにこやかな人々だった。いつ合っても機嫌よさ層に微笑んでいたのだ。私は笑顔を大切に生きて行きたいと思う。
 そのためには、第一に、誰にも差別の心なく、誰にでも「にこっ」と笑いかけることが大切だと思う。私はカナダに住んでいるが、カナダの人は本当に心優しく、いつも笑顔が欠かせない。知らない誰にでも、目が合うと、必ずといって良いぐらい「にこっ」と笑いかけてくれる。そして、笑いかけられたほうは別に何の不快も感じず、つい笑顔を返したくなるのだ。それに比べて日本では、知らない人と目が合い「にこっ」とされると、変な人だな、と思われる可能性が高い。赤の他人なのに、どうして笑いかけてくるのだろう、気持ち悪いな、と思う人も少なくはないと思う。だから私もカナダに来て間もない頃は、毎回知らない他人と目が会い、「にこっ」と笑いかけられる度に不快な思いをした。やはり赤の他人から笑いかけられることはとても気持ち悪かったのだ。だが、心の奥底では嬉しかったのだろう。私も住んでいるうちに、いつの間にか笑いかけられると、笑い返すようになっていった。カナダに住むようになってから、笑顔の大切さと、笑顔の魅力さを思い知ったのであった。
 方法第二は、常に明るい気持ちでいること、そして常に「笑顔」を心掛けることが大切だと思う。私は最近、「ザ・シークレット」(ロンダ・バーン・作)という私の人生に強く影響を与えた本を読み終わった。ここには、常に明るい気持ちでいること、笑顔でいることはとても気持ちが良い事で、大切である、と書いてあった。常に明るく笑顔でいることによって、周りの人たちを勇気づけたり、幸せな気持ちにさせてくれたりしてくれる。そして明るく笑顔でいることによって、私たちは自ら願っているほしいものが宇宙から引き寄せられると本には書いてあった。悲劇のプリンセス、ダイアナ妃は常に笑顔が欠かせなかった。だから彼女はあれだけたくさんの人々から愛され、そして祝福された。いくら辛い時でも笑顔を張って、乗り切ったダイアナ妃。こうして彼女の笑顔が人々の幸せを持ち運び、彼女はたちまち有名になった。プリンセスという座で既に世界中から注目を浴びていたダイアナ妃だが、笑顔が欠かせない優しいプリンセスとしても有名になったのだ。常に明るい気持ちでいること、笑顔でいることは本当に大切な人生の一部分であると思う。
 確かに、ずっと笑顔でいることは少し変であるかもしれない。人間は感情豊かな動物であり、悲しみのどん底にいてもニコニコ笑っていると、周りからは変な人、と思われてしまう。だが、「上手なプレーをしたときよりも、悪いプレーをしたときの態度が大切である」というように、いくら悪いプレーをしても、笑顔でいることが大切で、すぐに立ち直る事が出来る態度が大切であると私は思う。

   講評   ogi

 いすもさん、こんにちは。「伝記実例」「名言」などのキーワードは忘れずに入れてくださいね。

【第一段落】 要約がきれいにまとまっています。生き方の主題も忘れず入りましたね。
【第二段落】 日本でも他人と目が合うと、思わず笑いかけてしまいます。その瞬間に相手がさっと目をそらし、そこで「ああここは日本だった」と気づくことがあります(笑) 笑顔を作ることになれていくと、普通にしていても自然と笑顔のような顔になっていきます。すばらしいことですね。
【第三段落】 非常に興味深い本のことが書いてあります。自分の気持ちを明るく持つと良いエネルギーが引き寄せられてくるというのは本当だと思います。ダイアナ妃の笑顔は本当に素敵でしたね! ふさわしい伝記実例が見つかりました。とてもじょうずです。
【第四段落】 名言がうまく使えていますね。笑顔を忘れずに、どんなときにも前向きに生きていきましょう。

   

<表記>
★何の不快も感じず、→不快を感じることはなく、

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