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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   世の中は   あまぐり

 島に住む動物と大陸に住む動物とでは、体の大きさが違い、ゾウのような大形のものを比べると、島のものは大陸のものより、体が小さくなる傾向がある。なぜ島では動物のサイズが変化するのだろうか? 一つの要因は捕食者であろう。島という限られた面積なかでは、えさになる動物の数もたかがしれてくるわけで、そのくらいの数では捕食者は生きて行けなくなり、島では捕食者がほとんどいない、、もしくは全くいけないと状況が出現する。こういう状況下ではゾウは小さくなりネズミが大きくなっていく。大きいものは小さくなり小さいものは大きくなる 島の法則は人間にも当てはまりそうだ。動物に無理のない体のサイズがあるように、思想も人類に似合いのサイズがあるのではないか。(要約)
 全国の学校には毎年運動会と言う行事はある。僕の学校にもある。その中で長距離走という種目があり、その種目で僕が毎年1位を取っている。僕はこの結果に自身を持っていた。そしって区の大会に出て見ようと決心した。区の大会で走る距離は2キロだ。学校の長距離走は1キロしか走らないのでこの距離の2倍となる。会場につくと早そうな人たちが沢山いた。大会記録を見てみるととてつもなく早かった。ここで僕の心臓がまるで世界のトップアーティストに出会えるときのようにバクバクなり始めた。バン。スタートの合図が鳴り響いた。一斉にスタートダッシュ。僕は最初飛ばさないほうなので40位ぐらいだった。だが徐々にばてていく人が多くなった。そのときはまだ笑顔で、手を触れる状況だった。2キロなので大またでずっと走っていった。ゴールの前の最後の直線、僕は最後の力を振り絞った。ゴールの2メートルぐらい前に一人抜かした。ゴールしたあとはのどがからからで今にも倒れそうな状況だった。結果は4位。このときは物凄く悔しかった。メダルまで順位が一つだったのに。その言葉が頭を駆けずり回った。だが、10位まで表彰台にのぼれたので、賞状をもらった。賞状をもらったときは嬉しかったが世の中は厳しいことが沢山あるんだと実感した。3位と4位は大きな違いだ。悔しい!そして今度神奈川賢の小学生が出る横浜国際ちびっこ駅伝(神奈川新聞主催)という大会にでる。頑張るぞ!!(前の話)
 井の中の蛙、大会を知らずと言うことわざがあるように、そのところが全部ではなく日本、世界のように大規模のことも知っておかなくてはならないと分かった。

   講評   jun

 要約は言うことなしです。島に住む動物と大陸に住む動物との違いやその違いが人間にもあてはまるという点を抜き出してまとめることができました。長文の内容をしっかりつかんでいます。
 長距離走の話は、今回の長文にぴったりの似た話ですね。学校の運動会でいつも1位を取っていても、区の大会にはあまぐり君よりもっと速い人がいて、簡単に1位を取ることはできないのですね。レースが始まる前の緊張感が伝わってきました。でも、スタートした後は、余裕を持って走ることができたようですね。あと一歩というところでメダルに手が届かなかったのは残念ですが、表彰台に上ることができてよかったですね。上には上がいるということを知るいい機会になったことでしょう。横浜国際ちびっこ駅伝では、区大会での経験を生かしてがんばってください。
 結びは、ことわざを引用しながらこの長文と自分の体験から学んだことを書いて結ぶことができました。

▲走るのがはやいというときは「速い」を使いましょう。
                                

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