対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日2426 今日1045 合計53381
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   緊張したこと   まりりん

 「ドキドキ…。」
私は目をつぶった。
 私が生きている中で緊張する場面はたくさんある。なぜなら、私はいろんな習い事をしているからだ。バレエの発表会、ピアノの発表会・・・などなどだ。でも、私が緊張するなぁと思う場面は遊園地のジェットコースターだ。私は大のジェットコースター嫌いでジェットコースター系にはなんでも反対するのだが…親、友達の中ではジェットコースター系は大好きな子が多い。だから家族で行く時も、友達同士で行く時も、必ずジェットコースター系一つはのせられることになる。だんだん慣れてきた私ではあるが、やはり乗ると怖い。特に落ちる瞬間がわかっていると余計に怖い。のぼるときなんかは緊張してガチガチになってまるで気絶した人みたいに動けなくなる。(たとえ)だけど、だいたいは乗り終わった後、
「あ〜。楽しかった。」
となる。落ちる前の瞬間は緊張してガチガチになり、涙もでていたのに終わると気持ちがかわる。緊張がふっと抜けるとこうなる。だが、またジェットコースターに乗ろうとなると緊張してしまうのだ。
 私のもう一つの緊張する場面はよくあるクラスの日直の時だ。よく回ってきて、必ずみんなやっていることだが、いざ私になってクラスみんなの前に立つとすごく緊張する。声なんか友達としゃべっている半分くらいしか出ない。それに、しゃべっている時クラスのみんなが反応してくれなかったり、聞いてくれていなかったりすると、どうしようという気持ちがわいてきてもっと緊張する。でも終ったあとみんなが拍手してくれるとその緊張がふっとぬける。私の緊張する場面とはこのような場面だ。
私のお母さんは緊張する瞬間がたくさんある。たとえば…習字を書く前の瞬間や、ケーキのかざりつけでクリームを絞る時、トールペイントを書く時などだ。お母さんは直しの効かないものでよく緊張するそうだ。だが、直しの効かないもののほかにも緊張するのがマラソン大会のスタートだそうだ。私のお母さんは長距離を走るのが好きで、時間があるときなどによく走っている。その走っていることを生かしてたまにマラソン大会にもでる。その時のスタートがすごく緊張する瞬間だと言っていた。スタートがおくれたらどうしよう…とかもし転んだりしたらどうしよう…とかで頭がいっぱいになってしまうらしい。(聞いた話)
私は緊張とはいやなことのように思ってしまうけど、生きていくなかでプラスになることだと思う。緊張することによって終わった後すごく気持ちが楽になるし、緊張することによって人前にでたり、集中したりすることの大切さがわかるからだ。緊張とは生きていくうえ、日常の生活の中でたくさんあることだ。緊張することによって失敗もあるかもしれない。だけど失敗をおそれずにその緊張さを大事にしていけば、もっと学ぶことがあると私は思う。ジェットコースターの坂をおりたあと私は力がぬけてすごく楽になった。(書き出しの結び)

   講評   kira

 まりりんちゃん、こんにちは。緊張する場面をいろいろと思いうかべていきました。手に汗にぎるような、涙さえ浮かぶような心の様子が思い返されたようです。気絶するほどいやな気持ちになるのに、そのあとにはふっと気持ちが楽になっていく。この感じが癖になるようです。

 お母さんは、やり直しが効かないようなことがらで緊張すると話してくれましたね。マラソンのスタートも、ある意味一回きりでやり直しの効かないものですよね。いちばん肝心なのがスタートでしょう。

 緊張とは人を試すようですね。たくさんやってくる緊張の瞬間をうまく乗りこえて、新しい力を身に付けていきたいですね。

 見事に字数目標と項目をクリアしました。進級テストもこの調子でいこう!

  これもドキドキ・・・

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)