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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   My.価値観   ここあ

 文化もパーソナリティも、多くの場合少しずつ変化し、そして大きく急速に変化しうるものである。文化のコードは長年の間にひとりひとりの人間の安全と満足をもとめる欲望があつまって、暗黙の合意のうちに作り上げられてきたと考えられがちである。しかし、社会が組織化されるとともに、そこには、社会の強者、すなわち、権力者の安全と満足を求める欲望が支配的なものになっていったのは至極自然な成り行きであった。しかし、今日、あらゆる点において高度に統合的な組織性をつよめた社会では、個人としての権力者ではなく、その構造的力動によって自律的に作り出される大きな交換価値こそが、文化のコードとして支配者の地位につくことになっている。しかし、人間は時たま、それらから逃れたいと思う。しかし、たとえどんな大自然に行ったとしても、服は着るし、食べ物も買うし、山なら山で、登山の道具が必要だ。人間は、文化的なものを完全に拒んでしまうのは不可能だといえるであろう。(要約)
 自分だけの価値観に従って進むことは、大いに大切であろう。(第一の意見)私は、小学生のころ、流行に沿って服を買おうと思って、よくファッション雑誌を買っていた。それらを読み漁っては、次々と新しい服を買ってもらっていた。しかし、いまではそのようなことがなくなった。なぜなら、自分がよいと思ったものだけを買うようにしたからだ。私の個性があふれるファッションのセンスを見出したのだ。強いていうのならカジュアルとガーリーの中間といったところか。そちらにせよ、私は本当に個性豊かな服を着るように心がけているのだ。それが、自分なのだから。
 しかし、その時代にあった価値観にあわせるのも大切である。(第二の意見)時代はすぐにどんどんと変わっていく。昔は、女子高生のスカート丈も、長かったし、肌はいわゆる「ガングロ」というもので焼くことが主流の流行であった。しかし、今は。スカートはむしろ短いほうが主流であるし、肌は美白を好む人が増えてきている。こうした、時代の価値観からはみ出すのは、すごく勇気のいることだし、痛い目をみることも多い。それに、価値観に合わせて動いた方が、いつだっておしゃれである。「出るくいは打たれる」。昔の人は、実にうまく言い表すしたものである。
 確かに、自分自身の価値観にしたがって生きることも、周囲の、時代の流れに沿って生きるのも、どちらも大切だ。しかし、一番大切なことは「未来には、ひとりでにできる未来と、自分でつくる未来との二つがある。」という名言があるように、今、最近や現代のこと、それだけを考えていくのではなく、じっと未来を深く考えて見据える。そして、その未来の価値観を人任せにするのではなく、流行にあわせるのでも、自分独自の個性を貫くのでもいいから簡単にゆるがないような自分だけの考え、価値観を生み出していくことが、本当に自分にとって一番大切なことではないだろうか。(総合化の主題)

   講評   koni


 丁寧に清書できました。
★3月5日(木)は、進級試験です。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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