対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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夏のきらわれ者 た-ぼー
メスは卵を発達させたり、卵を産む時、水の上に浮かべる卵がばらばらにならないように、卵をくっつけるために、動物の血液を利用するのです。そこで、カは血液を溶かす物質を持っていて、これを混ぜて吸うのです。恐ろしいのはよごれた環境のほうでしょう。
ぼくは、この話を読んで一番度胸があるなあと思ったところは、1日のうちに1回、カのカゴの中に腕を入れ、何百匹ものカに血液を吸わせるところです。
(すげえ〜。)
ぼくは、自分をぎせいにしてまでカの研究に打ち込むなんてすごいなぁと思いました。もし、自分が、こんなことをやらなくてはいけなかったとしたら、動物園のゴリラの目をじっと見てフンを投げつけられるくらい最悪です。何百ものカに刺された腕を想像するとまるでアイスのチョコナッツバーのように凸凹になると思います。だからと言ってパクッとかぶりついてみようとは、絶対に思いませんが・・・。考えただけでもゾオ〜とします。たぶんこの腕は、おばけ屋敷のお岩さんでもおどろくでしょう。
カに血を吸われるとそこの部分がとてもかゆくてたまりません。だからカを見ると、
(こいつめ〜ゆるせん。成敗してくれる。)
とよく思います。あるときぼくは、にっくきカをいじめるために、ある本に書いてあった極秘任務を実行してみることにしました。名づけて『カへの報復大作戦』です。早速この作戦を実行してみます。
「イエス・サー!」
作戦その1 自分の腕を差し出し、カを止まらせます。
作戦その2 カが血を吸い始めたら、グッと筋肉に力を入れます。
作戦その3 口がぬけなくなったカをまじまじと観察します。
(フッフフフフフフ・・・。ざまあみろ。敵は困ってるぞー。)
作戦その4 十分観察した後、・・・バチン!!
作戦その5 任務終了。声に出して
「ミッションコンプリート!」
カに刺されると、かゆみ止めの薬をぬります。前に読んだ4コママンガの話です。題名は『らくてんパパ』。その話は、ある家族がいてお父さんが、おしりの割れ目の上をちょうどカに刺されました。自分でたっぷりかゆみ止めの薬をぬったところ、つけすぎてタラァ〜とおしりの穴にまでたれてしまいました。そのお父さんは、痔があったために、さぁ、大変。
「ギャア〜〜〜〜〜〜〜。」
これから後は、ご想像におまかせします。
ところでカは、もう一つきらわれることがあります。それは、夜ねているとき耳の辺りでブーンという耳ざわりな音を出すことです。この音が聞こえるとついついイライラして眠るどころではありません。だからカへの憎しみが増すのです。
今年もまたカの季節がやってきます。昨年は、いっぱいカがいてなやみの種でした。しかし、今年は違います。今年はヤモリを飼ってカを食べさせたらどうかなと思っています。ただし、家の中で放し飼いで飼ったらカどころの騒ぎではありませんね。
講評 tama
今回も、工夫しながらよい清書に仕上げることができました。次から次へといろんなことを思いつくたーぼーくんは、アイデア博士ですね! スバラシイ!!
今月も楽しい作文が書けました。
※ 次回は進級テストです。書くことを準備して電話を待っていてくださいね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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