対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日2788 今日805 合計12947
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   ゴミ、長所と短所   おとめ

ゴミというと何の役にもたたないというイメージをもつことが多い。しかし、ゴミでもリサイクルで資源として活用できる。何事もそのよい面を見て活かせるような人間になれると良いと思う。私の地域は火曜日と木曜日は缶やビンなどのリサイクルできるものを回収する日だ。これは、一見するとただのゴミだがリサイクルすることによって他のものに生まれ変わる。私は、この、ゴミのようなものも生かせるような人間になりたいと思う。
 第一の方法としては、やはりものごとのよい面を見るように心がけることだ。同じことを考えてもちょっと見方を変えれば良い風にも悪い風にもとらえることができる。例えばちょっと口うるさい人がいた場合これは自分のために言ってくれてるんだ!!と思えば自分にプラスに考えることができる。それにもしそのことが本当に自分に非があることなら直すこともできる。
 第二の方法としては、今の減点主義の教育のような、マイナス面を直すことを中心にした社会風土を変えていくことだ。「短所をなくすいちばんよい方法は、今ある長所を伸ばすことである」という名言があるように、得意なことを伸ばすことはマイナス面を伸ばすことにもつながる。それに織田信長も勉強もせずに野山を遊びまわったという風にも言われている。そのことからゴミのように思えるものの中に宝物を見つけられるような広い心をもった人間になりたいと思う。

   講評   kamo


 新学期最初の作文、短かったけれど、しっかり新しい課題に取り組んで、いい形で書いてくれました。いいスタートが切れたね。
<構成>
 『生き方の主題』を書き、その複数の方法を書くという形がしっかりできていました。
<題材>
 今回は、要約がないので、第一段落に身近な実例が書けたね。「体験」とまでは言えないかもしれないけれど、とにかくキーワードの「私」が入りました。次回から、何かしら自分の体験を盛り込んでみてね。
<表現>
 名言の引用はしっかりできました。これはもう慣れたものだね。
<主題>
 第一段落に生き方の主題を書いて、結びにもそれが書けた。結びの段落には、ワンフレーズでいいので、必ず反対理解を入れるようにするといいよ。今回の形だと三段落で収まっているので、四段落目を独立させて、「確かに使っては捨てるような新陳代謝が必要なこともあるだろうが……」というような一節を入れておいてから、改めて主題をまとめていこう。
 では、またがんばってやっていきましょう!

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)