対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   科学文明の発達は   おとめ

科学文明の発達は、人間の日常から手間をどんどん省く。お店の入り口に立てばドアは自動的に開き、そばにはかならずエスカレーターがある。ノタンを押せばテレビがつき、クーラーが動き出し、音楽が流れ始める。電化製品の中でも、特にAV機器においては、リモコンのないものは商品になりえないような世の中である。現代では、あらゆるものがそろい、しかも面倒なことは避ければいいわけで、子供たちにとっては、あえて本能的なアンテナを張りめぐらせる必要がなくなってきているのではないだろうか。私たちが、手間のかからない生き方をしている限り、生きることの喜びを感じることはできない。人間にとって、生きる喜びはどこにあるかと問われても即座に答えることは難しいだろう。生きる喜びとは感性をとぎすまし、自然の大きさと人間の魅力を日々発見することにあると思う。
 たとえば最近テレビゲームでアフリカを体験できるゲームが売られているがいくら科学が進歩してよりリアルに動物を見ることができたとしても所詮画面の中の映像でしかないのだから行くことは不可能に近いが現地に行って見たほうが思い出にも残る。自分で手足を使い行動することが大事なのだ。
 しかし、これらすべてがなくなってしまったら私たちは生活することができない。便利にしたいと思う人間の心が文明を進歩させ、発達させてきた。今まで時間がかかりすぎててできなかったことも機械化によりなんでも可能になった。
 確かに、機械化などによってたくさんの便利や快適さを得た。しかし、「経験は最良の教師である」という名言があるように、家の中で見てるばっかりではなく時には自分から行動するということも必要である。

   講評   kamo


 短めではあったけれど、今学期の目標字数はクリアしているし、自分らしい実例と意見を展開することができました。
<構成>
 要約に続き、生き方の主題が書けて、その方法も書けた。方法は、なるべく「方法」という言葉を使って、必ず複数書いてね。「第一」、「第二」という言葉を使って、とりあえず形の上で複数にしておいてね^^;
<題材>
 厳密には体験実例とは違うけれど、自分で考えた実例をあげて、実体験の大切さを説明することができた。これはよかったね。
<表現>
 名言の引用は、結びの流れの中で、いい形でできました。これはもう、しっかりした形ができているね。
<主題>
 反対理解を入れて、生き方の主題をまとめられました。これも問題なしです。
「家の中で見てるばっかりではなく」→「家の中で見ているばかりではなく」
 
 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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