対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   わかることもいっぱい!!   なの花ナナちゃん

私は小さい頃、家の近くを流れる渡良瀬川から大切なことを教わっているように思う。水に流されて死んだ子供の話が頭の中をかすめた。私は流された恐ろしさもあったが、それよりもあの恐ろしかった流れから、脱出できたことの喜びに浸った。歩けない足と動かない手と向き合って、歯を食いしばりながら一日一日を送るのではなく、むしろ動かないからだから、教えられながら生活しようという気持ちになったのである。「耐えることのできるように、試練とともに、脱出の道も備えてくださいます。」(要約)
 私にもこの文章と似た話がある。私はある日、いつものように学校へ行くと、友達が、(体験実例)
「なのはなななちゃん、絵の具セットは?」
といわれて「あ!!」と思い出した。絵の具セットを忘れていることに。あわてて、(ああ!どうしよう・・・今から家にとりに帰ったら、ちこくになっておこられるし、そのまま授業を受けたら、わすれものになっておこられるし・・・先生こわいからなあ。あわてちゃだめだ!あわてちゃだめだ。あ!そうだ。友達に貸してもらえばいいんだ。)と、このときに焦らないように、冷静に考えたらいいんだと思った。(わかったこと)
 お母さんは、
「ちゅうがくせいのとき、技術家庭科っていう授業があってね、ある日、電気の工作があって、ランプを作ったの。それができあがったから家に持って帰ったの。そして、コンセントにさして、スイッチをつけたら、ショートしちゃって。そうしたら、いえじゅうの電気が消えちゃったの。コンセントもとけちゃったわ。」
といっていました。(前の話・聞いた話)
 わたしは、(以外と経験で分かることってあるんだなあ。)と思いました。
(おもったこと)

   講評   mae

 人間、ピンチの時はだれだってあせります(笑)。「やばい! どうしよう!」と思う時。先生にもたくさんあります(おいおい)。でも、そんなピンチの時にあせってしまうと、ふだん持っている力まで出せなくなることがあります。そんな時には深呼吸でもして落ち着く方がいいのでしょうね。
 なの花ナナちゃんのにた話は忘れ物をした時のこと。先生も忘れ物王なので(笑)、そのあせった気持ち、よくわかります。でも、冷静に考えて、「あ、友だちに貸してもらえばいいんだ」と気持ちを切り替えたことはりっぱ。その時のあせった気持ちがくわしく書かれていてとてもおもしろかったです。
 お母さんへのインタビューもがんばりました。にた話のポイントは、「ピンチの時にはあせらず行動する」というところなので、家中の電気がショートしてしまった時の対応、お母さんでもいいし、お母さんの家族のでもいいので、思い出してもらって書けるとさらにいいですね!
☆最後、四段落に「わかったこと」を書けるようにしましょう(^^)v。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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