対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   天下一品のオムライス   きおあ

(題名の工夫)
 ジャー、ジャー、ジャー。(書き出しの工夫、音)ぼくは、オムライスの玉子を焼くのがとても得意です。今夜のメニューはオムライス。ぼくが作るのは半年ぶりです。
 玉子焼きを上手に作るのが、ぼくの一番すてきなところです。(中心を決める、自分だけがしたこと)なぜなら、きれいに玉子を広げて焼くことができるからです。まず、玉子のからが入らないように、気をつけて割ります。次に、まっ黄色になるまで、よくまぜます。どうしてかというと、黄身がかたまって目玉焼きみたいにならないようにするためです。それから、あたためたフライパンに流し入れて、まるでお月様のように円く広げます。(たとえ)そのためには、ゆっくり手首をまわしながら玉子を広げます。玉子焼きができたら、中に入れる具とご飯をいためて、ケチャップで味付けをしてできあがり。
 家族でぼくが作ったオムライスを食べながら、
「やっぱり、ぼくが作ったオムライスはおいしいや。」
と言うと、母は
「きおあの作るオムライスは、天下一品でおいしね。」
と、うれしそうに食べてくれて、弟は
「ほんと、おいしい、おいしい。」
と、全部きれいに平らげてくれました。(その人らしい会話、いろいろな言った、そう)
 次のオムライスは、玉子をもっとよくまぜて、もっときれいに作ってみよう。今回の具は、ウインナーとたまねぎでした。けれども、もし、にんじん、とうもろこし、そしてマッシュルームも入れたら、きれいな色になって、ほっぺが落ちるくらいにおいしくなるかもしれない。(もし・・・だったら、自分だけが思ったこと)
 また来週作ってみよう。

   講評   hamura

おいしそうなオムライスができたようすが、読んでいてもよくわかります。きれいで、あたたかくて、じょうずなたまご、それらがみんな、文字で書いてつたえられるのは、すばらしいことですね。
 さいしょの音で始まる書き出しの工夫がじょうずです。温度が高いようすもつたわてくる音ですね。
 「まず・次に・それから」というじゅんじょを表すつなぎことばも正しくつかっているのがいいです。書くときに頭の中でよく整理されています。りゆうを入れることで、ていねいに作っていること、気をつけていることなども、わかりますね。「ゆっくり手首をまわしながら」というところが、とてもじょうずです。動作のスピードを入れるのも、効果的(こうかてき)だと思います。「すこしずつ、すばやく、じっくりと・・・」など、これからもいろいろことばを見つけてきてみましょう。
 おいしくじょうずにできたことは、会話をいくつかつなげることで、表されています。そして、次もがんばろう、という積極的ないけんで、おわっているのが、とてもよいです。



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