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　　　わかることもいっぱい！！　　　なの花ナナちゃん

作者は小さい頃、家の近くを流れる渡良瀬川から大切なことを教わっているらしい。水に流されて死んだ子供の話が頭の中をかすめた。作者は流された恐ろしさもあったが、それよりもあの恐ろしかった流れから、脱出できたことの喜びに浸った。歩けない足と動かない手と向き合って、歯を食いしばりながら一日一日を送るのではなく、むしろ動かないからだから、教えられながら生活しようという気持ちになったそうだ。「耐えることのできるように、試練とともに、脱出の道も備えてくださいます。」
　私にもこの文章と似た話がある。私はある日、いつものように学校へ行くと、友達が、
「なのはなななちゃん、絵の具セットは？」
といわれて「あ！！」と思い出した。絵の具セットを忘れていることに。あわてて、（ああ！どうしよう・・・今から家にとりに帰ったら、ちこくになっておこられるし、そのまま授業を受けたら、わすれものになっておこられるし・・・先生こわいからなあ。あわてちゃだめだ！あわてちゃだめだ。あ！そうだ。友達に貸してもらえばいいんだ。）と思った。このときに、焦らないように、冷静に考えたら、自分の求めている答えが見つかることもあるんだなあ。と思った。
　お母さんは、
「中学生の時、技術家庭科っていう授業があってね、ある日、電気の工作があって、ランプを作ったの。それができあがったから家に持って帰ったの。そして、コンセントにさして、スイッチをつけたら、ショートしちゃって。そうしたら、いえじゅうの電気が消えちゃったの。コンセントもとけちゃったわ。だから、ランプが出来たからって、急いでみせるんじゃなくて、ちゃんとつくかどうか、確にんしてからつけないといけないなあーって、あのとき、本当に思い知ったわ。」
といっていた。
　わたしは、（以外と経験で分かることってあるんだなあ。）とわかった。

　　　講評　　　mae

いい清書が書けましたね。