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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   間   ミスターカービィ

饒舌の人は、とかく間をとることに気が回らなかったり、「間」の必要を感じていない場合が多いのに対して、話し上手とよばれる人は、意識して、あるいは無意識のうちに、うまく「間」をとり入れている違いがあるように思う。いかなる名言、名文句も、同類のものがただすきまもなく積み重ねられるだけでは効果乏しく、文章の力みも、ただそればかりでは弱みに転じてしまうのは苦い教えだ。自然に「間」を必要とするのは、必要とするだけの実質を備えている物と言う事だろうか。
 確かに間は大切である。間が無しに単に棒読みで文章を読まれても気分が悪くなるだけである。例えば、「僕は小学生です。好きな食べ物はカレーです。」と言う文があったとする。それわ間無しに読むと「ぼくはしょうがくせいですすきなたべものはかれーです」と実にむかむかした文章になる。それを聞いてる人も言っている人も、いい気はしないだろう。それに、間が無ければ自分だって疲れてくる。ずっとしゃべり続ける訳だから、のどもだいぶ疲れてくるはずである。他の物にも間は大切である。例えば、テレビ番組。ずっと同じジャンルのテレビを見続けていても目は疲れるし、面白くない。その為にわざと色彩の良いコマーシャルがあるのだと考える。
時間を作る第一の方法は、急ぐことではなく、どこに時間を使うか考えることである、という名言があるように、私はコミュニケーションにおいて間は重要だと思う。時間を大切に人生を生きなければならない。

   講評   ita

 こんにちは、カービィー君。「間」の大切さについての長文でした。間は長すぎても疲れるけれど、なさ過ぎても疲れる、なかなか難しいものです。だからこそ「間」の使い方が上手な人の話は面白いのでしょうね。「なぜ間が大切なのか」についての考えを書いていきましょう。
【第一段落】
 要約はよくできています。是非の主題は要約に続けて書いておきましょう。
(例)「間は大切である。」
【第二段落】
 段落冒頭に「第一の理由は〜だからだ」という言葉を使って理由を明確にしておきましょう。
(例)「間がなければ聞き手の集中力を切らしてしまうからだ」
 ダラダラとした話を聞いていてどっと疲れた経験はありませんか? 逆にメリハリのある授業を聞いていて非常に楽しくすぐに時間が過ぎた経験があるかな? それを書いてみるといいでしょう。
【第三段落】
 「第二の理由は〜だから」という言葉を冒頭にまず書きましょう。コマーシャルの実例は非常に面白いので、理由がしっかり書けていれば完璧です。
【第四段落】 
「確かに○○しかし『〜』という名言があるように△△だ。だから〜」という形にしてみましょう。カービィー君の言っている内容はこれで十分だと思います。
    

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