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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   言葉を知ろう   ペンしろう

 「花便り」のほうが、はるかに風情に富む、「つぼみふくらむ」「ちらほら咲き」「八分咲き」「散り初め」「落下盛ん」「散り果て」といろんなことばがある。ほかに、動詞は、「散る・落ちる・こぼれる」などがある。花便りのいろいろの言葉を作り出し、育ててきた日本語だから、私のまだ知らないところに、あの美しさを表す言葉があるかもしれない。
 「なんて説明しよう?」
とぼくは言った。ぼくは、ゴールデンウィーク中に名古屋市内の美術館に行った。書いた人の名前はエッシャーという人だった。全部で五十枚ぐらいあり、ふつうの絵と版画で書いてあった絵もあり、でも、版画の絵のほうが多かった。版画は細かいところまできれいにかいてあってきれいだった。ふつうの絵は言葉に表せないほどの絵があった。一枚目は、上の階段を上っている兵隊たちを見るとずっと下っていったり、上っていったりしているぐらいまでしか言葉に表せなかった。この題名は、上昇と下降だった。二枚目は、魔女みたいな人がゆかに立っているのに、すぐ右のほうを見るとそのゆかが反対になっててんじょうのようでなにかがつりさがっているようにみえる。ぼくはこれは、まるで、二枚の絵がかさなったように見えた。
 ほかに、言葉で表せないかかんがえてみた。例えば、いたいときはよく言葉で表せない。でも、おもいっきりころんだときはじんじんすると表すことができるけど、あんまりおもいっきりころんでいないと、言葉では表せない。ほかには、なにか悪いことをしてお母さんに、
「どうしてこんなことにしたの。」
と聞かれると言葉を失い、なにも言えなくなってしまう。
 人間にとって言葉とは、話をしている時
も、説明するときも必要なので、大事だなと
思った。ぼくは、本を読むと新しい言
葉を知ることができるので、読もうと思う。

   講評   huzi

 何も言えなくなっているときの気持ちを、体験を用いてていねいに説明した、すばらしい作品でした。

次回(6月5日)は進級テストです。書きたいことを考えておいてね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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