対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日44 今日78 合計122
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   時間の使い方   えひな

 最近の人たちの趣味とは流れる時間のなかで行っているものだ。しかも、私たちの趣味は何かをしていないと不安だからやっているものである。何もしない時間の手続きなのだ。昔の人たちのように積み重ねる時間の中で何かを楽しんでできるように現代人はなるべきだ。私は時間に流されないように工夫していくべきだと思う。
 第一の方法として、時間を気にせずにいろんなことをやることだ。私は最近とても時間に追われている気がする。高校生になって今まで以上に宿題、予習、復習、塾と追われるものが増えている。時計を見ては、「あと何分。」とつぶやいてしまっている。しかし、この前友達と遊んだとき、あっという間に時間が過ぎ帰る時間になっていてびっくりした。時間を忘れて何かをしたあとはとてもすっきりするのだ。その日帰ってからは、だらだらせずに生活できた。だから、忙しいと思ったときは気分転換にのんびり好きなことをするのもいいと思う。時間を見ずに、お金を気にせず、カラオケや読書、遊ぶなどすると、人生をより有効的に送れると思う。
 第二の方法として、あれもこれもとしたいことを欲張らないことだ。私も週末に宿題をためるのがいやなので、よく平日にやろうとする。しかし、平日には平日の宿題があり、できないことが多い。そういうとき、自分が情けなくてもやもやしてしまう。だから、そういうもやもやは普通の生活を送るうえで必要不可欠であると考えるといいと思う。そして、そのもやもや感を少しでも減らしてあげられるのは自分次第なのだ。欲張りすぎないという一つの目標をこころにとめておきたいと思う。
たしかに、時間を頭において要領よく行動することも大切だが、「時間とはしばるものではなく、効率よく使っていくことだ」という言葉があるように私は時間に流されないように生活していきたい。

   講評   huzi

流れる時間というより、時間に流されるという感じが強いのは、次から次へとやるべきことがあるからでしょうか。じっくりと経験を積み重ねる生き方をしたいものですね。 
  【生き方の主題】→【方法】の流れがスムーズです。
  最初の【方法】、「いろいろなことをやる」は、時間を気にせずというのが大きなポイントですね。遊びにしても勉強にしても、「あれここれも」と順番を考えすぎず、とにかく目の前のことを存分に楽しめると、身につくものも(そうでない場合に比べて)大きいでしょう。ただし、下記は削ったほうがいいですね。
「だから、忙しいと思ったときは気分転換にのんびり好きなことをするのもいいと思う。時間を見ずに、お金を気にせず、カラオケや読書、遊ぶなどすると、人生をより有効的に送れると思う」

気分転換やのんびりという提案は、夢中で何かをするという方法には合わないのでは。
  ひとつめと似た表現で違う見方で書いたのが、2つ目の【方法】ですね。要するに、「気持ちの上でどう考えるか」なんだね。できない、忙しいと自分を追い込んでばかりいないで現状を受け入れると、目の前のことに集中しやすくなりますね。
 【自作名言】もうまく作ることができました。形はこれでいいですが、これまで書いた意見を反映させる内容になっているか、再確認を。効率よく…という表現よりも適切な書きかたがありそうです。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)