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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人間と動物のちがい   てんか

 モグラはたくさんミミズを食べる。
 けれども、ミミズを食べるためにはトンネルをいっぱい掘らなきゃいけない。そのため、すばやくトンネルを掘るにつれ前足もシャベルのように変形した。
 人間の手は、一本槍ではない。ほかのこともする。手は、それがつくられたはじめから、いろいろな目的に対応した、多様な道具を作り出した。人間だけがもつ行動の多様性が、やがて香り高い文化の創造のもとをなしたのである。
 人間が作った道具は、人間が意図的に、人間の意思によって作ったものである。それが、動物とちがう。
 人間は魚のようにずっと泳げない。そこで、船を発明した。船は魚とちがって、荷物や人を運ぶことができる。距離も燃料があればどこまでも行くとこができる。
 人間は器具を使って物を食べる。けれど、動物は手で食べる。器具を使った方が食べやすく、きれいに食べることができる。
 人間は生活がより便利になるために道具を発明する。動物は生まれた時から、その特ちょうを生かして生活していく。それが、動物と人間のちがいであることがわかった。
 

   講評   kei

 人間が作った道具を良く見ると、どことなく動物の体の一部や動物の動きに似ています。道具を作ったのは人間で、頭脳や器用な手を駆使した成果なのですが、「道具の原点は動物」と言えるような気がしますね。
●要約/頑張りました。今度は、自分の言葉に置き換えてみる練習をしてもよいですね。そうすると、その後に自分の意見や考えが述べやすくなるでしょう。
●体験実例/てんか君は家でカブトムシやクワガタを育てましたね。実際に自分で昆虫を観察して、その動きや手足がなにか道具の役割をしているように見えたり、自分の日ごろ使っている道具と似ているように見えることはありませんでしたか。
●「まるで〜みたい」忘れないでね。
●わかったこと/人間は道具を発明し、動物は自分の特徴を活かして生活していくというちがいはとても大きな違いですね。

自分らしい体験実例を書き、●のキーワードを確実に書いていくと、字数ももっと増えます。あと42字足りなかったね。次は字数もしっかりカウントしてみてください。


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