対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日2426 今日2137 合計54473
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   よい話し方とは   あほーどり

 話し上手の人というのは、饒舌なのではなく「間」をとるのがうまい人である。
 どんな名言でも、隙間なくしゃべられては効果がなく、何を聞いたかも忘れてしまうかもしれない。
 余韻やふくみは「間」のいかし方にかかわっており、自然に「間」を必要とするものはそれだけの実質を備えているものということになる。
 人と人との会話の中では、「間」は重要なものであると思う。
 その理由として第一に、間のない会話はコミュニケーションとは呼べないものであるからだ。一方的にしゃべり続けていては、レポートを発表しているのと同じで、相手が意見を挟む余地がない。そのようなものは、聞いている側としたらまず楽しいものではないであろう。相手とのやり取りが会っての「会話」なのではないか。
 第二の理由として、「間」は会話を楽しくしてくれるからである。
 私のサークルには話好きの先輩がいる。話好きといっても、その人はある話題に対して何か似たような体験はないか相手に聞いたり、適度にユーモアを交えて話してくれるので、サークル全体から「話のうまい人だ」、と慕われている。
 確かに、話の内容が面白いものか、自分にとって興味のあるものかは重要である。しかし、「時間を作る第一の方法は、急ぐことではなく、どこに時間を使うか考えることである。」という言葉もあるように、急いで伝えることがよいことではない、ということも覚えておかなければならないだろう。
 私も今年から先輩になった。後輩たちと楽しんで会話ができるように、「間」を取る話し方を意識してゆきたい。

   講評   hota

 いいですね。コンパクトに、必要な内容が整理されて書けています。

 やはり、「何を伝えるか」ということが大切なのは言うまでもありませんが、「どう伝えるか」も同じくらい大切ですね。その2つがうまく噛み合ってこそ、相手に「よく伝わる」のだと思います。最後の結び方もいいと思います。

 「相手とのやり取りが会っての」の「会って」は間違いですね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)