対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   太陽の塔の今と昔   ダイヤモンド

 「みんな、太陽の塔が見えてきたよ。もうすぐ万博公園に着くよ。」(書き出しの工夫)
 五月二十九日、創立記念日で学校がお休みの日、お友達とお母さん方十一人で万博公園へ遊びにモノレールに乗って行きました。ぼくは、あの太陽の塔の周りにある広大な緑のしばふの広場でみんなと野球をするのを何日も前からワクワクした気持ちで楽しみにしていたのです。(感じ)
 公園の入り口で目の前に見える七十メートルもの高さのある太陽の塔。まるで大の字のように立っていて、にっこり笑っているようです。(たとえ)ぼくは、この太陽の塔を見ると、いつもウキウキうれしい気持ちになって元気になるのです。なぜなら、やさしい表情をしていて、生きているみたいだからです。
 母から聞いた話では、この太陽の塔は三十九年前の一九七0年、日本万国博覧会開幕の時に岡本太郎という芸術家によって制作されたそうです。母と一緒にホームページで三十九年前の万博にタイムスリップしてみました。(自分だけがしたこと)
すると、太陽の塔は、大きな屋根から顔を出していて、大勢の人が見上げています。六ヶ月の会期中に万博を訪れた人は、なんと六千四百万人!
「日本の今の人口が一億二千万人だから、その半分以上もの人が万博に来てこの太陽の塔を見たんだ。」(その人らしい会話)
ぼくは、すごい、と一番感激しました。(中心を決める、いろいろな言った)祖父によると、人が多すぎてパビリオンには入れなかったそうです。(聞いた話) 
 太陽の塔は三十九年もの間、多くの人に元気をいっぱい与えてくれたのですね。もし、万博公園にこの太陽の塔がなかったら、ぼくはなんだか物足りないし、野球をしても楽しくないかもしれません。(もし・・だったら)
 太陽の塔さん、これからもそのやさしい顔でぼくたちを見守って、元気を与え続けてくださいね。(自分だけが思ったこと)

   講評   hamura

 太陽の塔の今と昔のようすをくらべながら書けました。とくに昔の太陽の塔のことをたくさん調べているのがいいですね。人に聞いた話も入れながら、さまざまな点から説明できました。数字を使うことで、具体的に分かりやすくなっています。筋は上手に使うと本当に効果的ですね。
 太陽の塔からうけるいんしょうを、書いているところもたいへんいい表げんです。
 「大の字」というのは電話でも教えてくれました。そのほか、「ウキウキ・元気・笑って・うれしい・やさしい・生きている」・・・どうでしょう、このように書き抜くと、本当にたくさんのことばを使いこなしているのが分かります。
 この39年間に太陽の塔やその回りのようすが、どのようにかわったのかを、調べるのはおもしろそうですね。
 よくできました。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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