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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   息抜きは   その

 「一心不乱」はすばらしいのだが、「盲目的ないちず」が困るのだ。自動車のハンドルにも、「遊び」がある。あの遊びがなかったら、ずいぶん運転しにくくなるだろうし、第一、危険です。ハンドルに遊びがあるので、少しばかり手がすべっても、急に変な方向へ曲がらないですむのだ。人生という車にも、この「余裕」「ひま」という遊びがないと危険だ。 無理やり、知識を頭の中へ詰め込まれた結果、人間本来の好奇心がすっかり消えてしまったのだ。
 私には、似た例がある。私の学校は、中学に入るのに二回の実力テストで百二十人中七十五位以内に入らないと行けない。私はもちろん中学校に上がりたいので必死に勉強をする。国語、算数、理科、社会、音楽、体育といっぱいある。勉強だけでなく、実技のテストもあるのでスポーツなどの練習も必ずする。しかし、ずっとやっていると、疲れるし、集中力もとぎれてくる。そういう時、私は必ず息抜きをする。勉強の途中はパソコンを十分、好きなテレビを一時間見る、など時間を決めて休憩する。スポーツはなわとびをしたのだが、途中で何分か座ったり、お茶を飲んだりして休憩する。すると、やる気が出て、また取り組みる。私はいつもそれを繰り返しているのであきずにできる。
 人間にとって、息抜きとは、勉強やスポーツなどにかかせないものである。「過ぎたるは及ばざるがごとし」のように「一心不乱」は良くないと思う。

   講評   kiri



 こんにちは。ものごとには「余裕」「遊び」というものがひつようだね。一見むだのように思えるけど、それがとっても大切なのだね。

<構成> 「●要約」… 要約の内容はとってもよかったけど、常体になっていないところがあったのが残念。
<題材> 「●体験実例」…そのちゃんは、中学に行くため、一生懸命勉強にスポーツにと取り組んでいるね。でも、一生けんめいしていると、時間がたつにつれて、疲れてくるね。そこでパソコンやテレビを見たり、お茶を飲んだりして、「遊び」を入れてみたのだね。休憩すると、またすっきりした気分で集中して取り組めるね。やはり「遊び」は大事だね。「余裕」の大切さについて、書くことができました。
<表現> 「●たとえ」…今回は「過ぎたるは及ばざるがごとし」ということわざを入れました。この話にぴったりのことわざだね。
<主題> 「●一般化の主題」…「人間にとって息抜きとは…」と大きな意見でまとめることができました。適度な「遊び」を入れて、がんばっていこうね。

                       

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