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小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   知識とは   イチロー

見テ 知リソ 知リテ ナ見ソ
見てから知るべきである、知ったのちに見ようとしないほうがいい、という意味でしょうが、じつはもっと深い意味があるような気がする。ひとつの美術作品にむかいあうときに、その作家の経歴や、その作品の意図するものや、そして世間でその作品がどのように評価されているか、などという知識が頭の中にたくさんあればあるほど、一点の美術品をすなおに、自分の心のおもむくままに、見ることが困難になってくる。
 「知識にとらわれずに物事をありのままに見ることはたいせつだ。」第一の理由は、先入観があると、物事の真の姿を見ることができなくなるからだ。僕は、小学生の時に噂で、m先生はこわいと聞いていた。こわいという噂を聞くと会ってもいないのにそういうふうに思ってしまう。初めてあった時、先生は背が180センチ以上ある大男だった。大きいから、見た目はこわいように見えるが実際話したりしてみると、声が大きいだけで、ぜんぜんこわくなかった。先生をみんながこわいと感じるのは、まるでスピーカーのように声が良くとおるからだと思った。
第二の理由は、知識に頼らず、自分の目で見た方が自分が成長するからだ。」先週の国語の授業中のことだ。自分の意見をまとめる時に友達の意見を読んでしまった。もう少しで自分の中から意見が沸いて出てきそうだったのに、友達の意見に流されて自分の意見が考えられなくなってしまった。
「確かに,知識があった方が効率よく物事を見ることができるかもしれない。しかし、「行動するためには多くのことに無知でなければならない。」という名言があるように知識にとらわれず、自分の見方で物事をありのままにみることは大切だ。」考えたり感じることは大切なことだと思う。

   講評   sarada

 【理由】をはっきり示し、理由に合った自分の【体験実例】をわかりやすく書き進めています。もう一歩進んで、その体験実例のあと、理由につながるように2段落、3段落をしめてみましょう。
「まるでスピーカーのように声が良くとおるからだと思った。」
のあと、「このように、先入観を持ってしまうと、人の真の姿が見えなくなることがわかる。」
「友達の意見に流されて自分の意見が考えられなくなってしまった。」
「このようなことがたび重なると、自分の意見が持てなくなり、自分自身も成長していかない。」
と、まとめると、4段落の【反対意見への理解】にスムーズにつながっていきます。次からトライしてみてね! 
 自分自身の目を持って生きたいね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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