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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   絶滅危惧になっていく仲間たち   柏もち

 トキのように絶滅寸前にまで追い込まれた動物や、その数を激減させている植物を救おうと努力する姿は、「人間の良識」と評されるが、偽善ではとのむなしい思いが残る。東京に比べれば、ロサンゼルスははるかに土地は広く緑も多い。しかし、アメリカが自然保護で先進国となった一因として、他国より早く自然を破壊したことも考えられる。 ぼくの家の屋上はおばあちゃんの育てている植物がたくさんある。ぼくが小さい頃ぼくは虫が好きだった。おばあちゃんがミカンなどの柑橘系の植物にアゲハチョウの幼虫が何匹もいるのを教えてくれて、ほとんど毎日どうなったかな〜、と様子を見に行っていた。そのアゲハチョウは今、虫に興味のなくなったぼくが見に行くと前は数えられないほどいた蝶が四、五匹にまで激減してしまった。 ほかにもスズメやハト、カラスなどの鳥もあまり見かけないようになった。ぼくが小さいときお母さんの自転車の後に乗って保育園に行っていたとき、道端のゴミ箱にカラス道路にスズメ電線にハトとたくさん鳥を見かけた。しかし最近は空気が汚くなったせいか、誰も餌をあげなくなったからか、分からないがあまり見かけなくなってしまった。 人間にとって自然とは破壊するのは簡単で元に戻すのは難しい、他の生き物も人間も生まれ育った大切なものである。

   講評   arare


 柏もち君は都会のどまんなかに住んでいるからスズメやハトも見かけないのでしょうね。カラスはゴミを散らかすので人間の目の敵にされていますが、ゴミを出しているのは人間です。

 今回は段落をつけるのを忘れてしまったかな。以前作文を書いていたとき作文の中に項目を≪書き出しの工夫≫のように入れていたと思います。進級したら、もう一度項目を書くようにしてください。そうしないと森リンが正しく評価してくれません。

 幼虫を毎日見に行った話は虫好きだったことをよく伝えています。屋上にみかんの木があるなんてすごいですね。柏もち君の家の周りの環境が激変している事実に驚きました。虫がいなくなればそれを食べる鳥もいなくなるということでしょう。

 スズメやハトを見かけなくなったことを「天然記念物のカモシカを見つけるのと同じくらい難しい」と書いたらユーモアを感じるかな?

 「人間にとって…難しい」で一度切るといいですよ。それから「自然の中で人間も他の生き物も生まれ育っているのだから、大切なものであることを忘れてはならない。」と続けると、結びに重みが出ますよ。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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