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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   比喩   ミスターカービィ

「落ちてきたら」の詩(黒田三郎)のよさは「願いごとのように」の比喩にある。二つの異なるものを結びつける比喩はものごとをわかりやすくさせる。
比喩を使うことによって、相手にわかりやすい表現をするのはよいことだと思う。
 比喩とは、「まるで」や「のようだ。」のようにその物を分かりやすく説明する為に使う。例えば、「彼は王子の様にかっこいい」と言う文があるとする。すると、王子と言う言葉があることによって一層想像力を高めることができるのだ。僕は、比喩は大切だと思う。その理由は2つある。
 まず1つ目、それは物を分かりやすくさせるからである。例えば、ある1冊の本あるとする。その文章の中に「ジョニーは怒り出した」と言う文章があったとする。しかし、その本を5歳児に母親が読み聞かせたとしても余りパッと感じられないだろう。多分その子は、「どんな風に怒ってんのやろ。つーかジョニーって誰?」と思うだろう。そこで使われるのが比喩、喩えである。比喩があることによってその子は創造をしやすくなり、「あーなるほどジョニーはすげー怒ってたんやな」と何らかの影響があるはずである。
 第2の理由、それは想像力を豊かにさせるからである。さっきのように比喩使えば、前者プラス後者の2つの効果を得ることができる。そうすれば、自然と国語力が上がって勉強が捗るはずである。「できあがった規則をなんとか守ろうとすることよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である。」という名言がある。考えの範囲を広げろという意味である。すうすれば、自分自身の個性を生かしその言葉を生き生きとする事ができるはずである。
 確かに比喩を考えるのはめんどくさい。しかし、その努力がその文や言葉に影響を与えるなら頑張ってするべきである。比喩は、霧で覆い隠された言葉を霧だけ払ってくれる。比喩によって人は読み手にも聞き手にも一石二鳥なのである。だからそんなお得な物をつかわないのは、「猫に小判」である。人間は、比喩を使うべきである

   講評   ita

 こんにちは、カービィー君。「名言」を引用してくれましたね。うれしくてうれしくて飛び上がりそうです。あとは入れる場所を第四段落にすれば完璧! この調子です。
【第一段落】
 要約に続けて是非の主題は完璧。理由に入る前の「比喩」についての説明を入れるのであれば、是非の主題はその後の一つだけでいいです。一つ目は省略可能。
【第二段落】
 第一の理由は納得。実例もいいでしょう。「比喩によって子どもが納得する」のであれば、どのような比喩が使われたのかを書いておくほうがよいでしょう。
【第三段落】
 第二の理由もよく書けました。あとは実例で理由が確かなことを証明しましょう。引用した名言は第四段落で使います。
【第四段落】
 「反対意見への理解」をするので「たとえの欠点」を書くように。その後第三段落で使った名言を引用しましょう。よくがんばったね。
     
   


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