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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   社会的主観に依存する「知価」   ピカチュウ

私たちは以前発展時に目指していた工業化社会から知価社会へむけて考えを転換していく必要がある。
 そのための一つ目の方法は、「量より質」の考えを重視した生活をおくることだ。不景気だと叫ばれる今、人々の間では、まず量を重視し、それで余裕があったら質を重視していくという考えが定着しつつある。しかし私たちはそのような、「量が多い=得」という考えを捨てていかなければならない。自分が良いと思ったものを買うことが、買い物への欲求を抑え、結局は節約につながるのだ。
 二つ目の方法は、創造性や感性を学校や社会でも大切にしていくことだ。創造性や感性を理解していないと物の「知価」はわからない。この前世界史のテストで
「なぜ北京原人は火を使い始めたのか?」
 という質問があった。この問いへの答えは授業などで教わってなかったためさっぱりわからなかった。世界史はてっきり歴史的年号を習うだけのものだと思い、こういったことは考えたこともなかった。案の定学年のほとんどもそう思ってたらしく、テスト返却の際、先生がこの問題の成功率が低かったことに対して落胆している様子だった。
 たしかに、工業社会精神も国を発展させていく上で大切だ。しかし、私たちはそういった工業社会精神ばかりを重視せず知価社会へむけて考えを変えるべきなのだ。「量」なら誰でも補うことができるが「質」はなかなか簡単には補えないということを忘れてはならない。

   講評   kiri


 こんにちは。今月も、忙しい中、内容の濃い作文が書けました。
 七月からも新しい課題フォルダーでがんばりましょう。

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