対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
社会的主観に依存する「知価」 ピカチュウ
私たちは以前発展時に目指していた工業化社会から知価社会へむけて考えを転換していく必要がある。
そのための一つ目の方法は、「量より質」の考えを重視した生活をおくることだ。不景気だと叫ばれる今、人々の間では、まず量を重視し、それで余裕があったら質を重視していくという考えが定着しつつある。しかし私たちはそのような、「量が多い=得」という考えを捨てていかなければならない。自分が良いと思ったものを買うことが、買い物への欲求を抑え、結局は節約につながるのだ。
二つ目の方法は、創造性や感性を学校や社会でも大切にしていくことだ。創造性や感性を理解していないと物の「知価」はわからない。この前世界史のテストで
「なぜ北京原人は火を使い始めたのか?」
という質問があった。この問いへの答えは授業などで教わってなかったためさっぱりわからなかった。世界史はてっきり歴史的年号を習うだけのものだと思い、こういったことは考えたこともなかった。案の定学年のほとんどもそう思ってたらしく、テスト返却の際、先生がこの問題の成功率が低かったことに対して落胆している様子だった。
たしかに、工業社会精神も国を発展させていく上で大切だ。しかし、私たちはそういった工業社会精神ばかりを重視せず知価社会へむけて考えを変えるべきなのだ。「量」なら誰でも補うことができるが「質」はなかなか簡単には補えないということを忘れてはならない。
講評 kiri
こんにちは。今月も、忙しい中、内容の濃い作文が書けました。
七月からも新しい課題フォルダーでがんばりましょう。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |