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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ユージーン(感)   まいう

□障害者は障害のもつ社会的な意味、自分とふつうの人々とを隔てる微妙な壁に気づき、それが人生に与える影響、「孤独」を知る。障害を一つの属性としてもつ人間を、人間としてまっすぐに見る。傷つこうが、自分の責任で苦境に直面する「経験を積み重ねてゆく自由を持つ権利」を障害がどれだけ阻むかは、その時代のその社会が、障害者をどう位置づけ、その中で人と人との関係をどう作っているかで決まる。「要約」私が一番驚きを感じたのは、障害者が障害者自身の責任で苦境に直面する「経験を積み重ねてゆく自由を持つ権利」を望んでいることである。理由は私の場合、体調がすぐれなかったり、けがをした時、やさしく接してほしい、大目に見てほしいと思ってしまう。このような気持ちが弱くなるところから来る思いは誰でも共通だろうと、ましてやからだに障害を持っていればなおさらだろうと思っていたからだ。
□まず障害者との接し方として、第一に「私たちは、障害を持つ人に手を差し伸べていくべきだ。」「複数の意見一」と考える。例えば、私の場合、車いすの障害者が駅員の力を借りて電車に乗り込もうとしている時に通り道をあけてあげたり、また車いすの障害者がエレベータに乗り込もうとしている時には道をあけてあげ、行き先を聞いて行き先のボタンを代わりに押してあげたりなどがある。「体験実例」健常者があたりまえのこととしてできることも、障害者の場合には人の助けが必要になることがある。手を差し伸べていくべきである。
□第二に「障害を持つ人たちが、自らの力でやり遂げようとする意思を尊重することも大切だ。」「複数の意見二」健常者だった人が大けがや病気でからだに障害を持つようになった時、リハビリをしてからだの障害の改善を図ろうとすることがある。人によっては良かれと思って手助けしてしまうことがある。これが結果的に甘やかすこととなり、障害からの回復を遅らせたり、回復の可能性を奪ってしまうことにもあるようだ。何でもかんでも手助けが必要だと硬直的に考えてないで、時には障害者自らの力でやり遂げさせることも大切である。障害者の障害(しょうがい)の将来(しょうらい)のためにも自らの意思を尊重してあげることだ。「ユーモア表現」(今回は題材から考えてユーモア表現は不要かもしれない)
□確かに、社会的弱者である障害者に手を差し伸べることも、自らやろうとする意思を尊重することも大切だ。しかしもっと大切なことは「私たちの人生は私たちが費やしただけの価値がある。」「名言の引用」という言葉があるように、障害者の障害を一つの属性ととらえ、健常者と障害者が対等な立場でみんなが一つの人生を歩んでいける世の中になることだと思う。「総合化の主題」
また、再生医療などの発達が一人でも多くの障害者を救ってくれることを願ってやまない。

   講評   suman

 まいうさん、こんにちは。第一段落は、まいうさんの考えを書き加えることで、一歩踏み込んで述べることができましたね。「障害者が障害者自身の責任で苦境に直面する『経験を積み重ねてゆく自由を持つ権利』を望んでいる」ーここに着目して、そのことについてのまいうさんの意見を第二、三段落で展開するという書き方もできると思います。
 毎回、少しずつでも、「自分らしいオリジナルな意見を書く」ということを試みましょう。8月もこの調子で頑張って下さいね。
         

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