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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   テスト   かまむ

 私は、学校に行っていない。そのかわり、ホームスクールをしている。ホームスクールとは、文字通り家でやる学校、すなわち、私は家で勉強しているのである。しかし、ホームスクールもテストをする。例えば言葉の森でやる長文の問題というのは、いわゆるテストである。暗記をするのは先生が火曜日に電話で聞いてくれる、とわかっているからである。そこで、テストは嫌いというのはすべての人が一度は持つ気持ちだが、本当にテストは悪いのだろうか。私はテストはいいと思う。
 その理由の一つ目は、テストがあると、今習っている所のどこが重要なのかわかることである。私は、六年生になるまで通信教育をしていた。それはテキストを読んだ音に、問題を解いていくのである。そして、月の最後に、今までやってきたことをもとにテストをするのである。そのテストのおかげで私は、どこを覚えなければいけないのかわかった。例えば桜田門外の変は習っている最中に大河ドラマに出てきた。それまでは、父と母の、
「えっ、この人が大久保?」
とか、
「この人死ぬんだよね、」
などの言葉に振り回されていたが、テストが終わった頃にはもう大体はわかっていた。
 その理由の二つ目は、テストがあると勉強の成果がわかりやすいことである。漢字テストというのは、どれほどの漢字を覚えたかがわかるためにある。また、どこが間違っていたかをあらためてわからせてくれる。例えば、つい最近まで私は、睡眠の睡を、間違えて横線を一本足して書いてしまっていた。それが、テストの練習の為の練習で違いを見つけ、テストで出来たので、今でも覚えているのである。
 確かに、テストの為だけに勉強するというのはいいこととは言えないし、勉強をするのはテストの為だけではない。しかし、『悪いことそのものがあるのではない。時と場合によって悪いことがあるのである。』という名言があるようにテストの良い面うまく利用していくのが大切だと思う。それが、テストの意義である。

   講評   kamo

 今月も、清書はPCでしっかり送ってくれました。立派な作品に仕上がっています。「睡眠の睡……」のところ、上手に書いたね!
 8月からもまたがんばってやっていきましょう!

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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