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　　　テストはよいか　　　ドラエモン

　私はつい最近、学校の期末テストを受けた。テストが返却されて、平均点を超えなかった科目が三科目あった。ちょっぴりくやしくなってしまった。テストは良いものだと思う。
　テストが良いものだと思う理由は二つある。その一つ目は、テストがないと集中して勉強をしないからだ。たいていの人はテストが好きとは言わない。そう言った人達は、テストがないと遊びほうけてしまう。だからテストは良いのだ。僕は受験を体験した。受験する前は受験対策などのテストをやった。ある日、テストが終わって家へ帰って一人でゲームなどをして遊びほうけていたら、母が外出から帰って僕にこうどなった。
「あんたは受験をやるためにこういうテストを毎週やっているんでしょうが、ゆっくりやってないでさっさととりかかりなさい。」
僕はしょんぼりしながら勉強にとりかかった。そして今の僕がある。
　二つ目の理由は、テスト対策などの勉強で身についた知識を大人の社会でも使うことができる。いわゆる小学校の知識を中学校でも使うことと同じだ。この前、父に昔の話を聞かせてもらった。父は公立の中学校に通っていたらしく、中学三年までは毎日遊んでいたらしい。それから毎日の勉強をがんばって、大学は一流校に入り、今は立派な会社員である。今での中学の時にたくさん遊んでいたことをくやんでいるらしい。けれど僕は
「どうして中学の時にたくさん遊んでいたのに、いい会社にはいれたんだろう。」と不思議に思う。
「確かに、テストのためだけに勉強するというのはいいこととは言えないし、テストの結果がすべてではない。」　しかし、「悪いことそのものがあるのではない。時と場合によって悪いことがあるのである。」という名言もあるようにテストをいいものと考え、活用するべきだと思う。

　　　講評　　　inoko