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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自信を持つこと   さくら

 人間は理由のない不安や恐怖から臆病になっている。自意識過剰といってもよいが、自分の容貌や性格が他人に快感を与えないと思い込み、人の前に出ても、そのことばかりに気を取られていると、それが固いカラになって自分の思っている様々な美点までを被いかくしてますます自分を人に好かれない人間にしてしまう。友達ができないという理由の中でいちばん大きいものはこの劣等感もしくはこの臆病さではないかと思われる。他人から尊重されるにはまず自分で自分を尊重することが第1である。無益な劣等感を棄て自分は何を無償で人に与える事ができるかを考えるとき、よき友達がおのずから作られるに違いない。
 わたしは自分に自信を持つことは大切だとおもう。第1の理由として、劣等感を持っていると他人を不快にするからだ。例えば、ある同じクラスの友達をAさんということにする。はAさん、いつも自分に自信がなくて、グループ学習や休み時間、部活のときまでも私はできない、私には無理ということを言っている。クラスの誰かが話しかけても
「えっ、どうしよう。」
とうつむいたまま答えてしまう。その言葉を聞いている周りの人は、自分まで暗いじめじめとした気分になってしまう。
 第2の理由として、自信の中から他人に与えることのできる暖かさが生まれるからだ。自分の実力に自信があれば、他人に温かさを与えることができる。自分に自信がない人は他人を気遣ったり、周りにいる人を温かい気持ちにさせることができず、他人にたいしてひろい心を持てなくなってしまう。
 確かに、自分の実力を過信してしまうことはよくない。テストの点や成績表を他人に自慢すると逆に友達からきらわれてしまう。しかし、「他人から尊重されるためにはまず自分で自分を尊重できなければならない。」という名言もあるように私たちは自分に自信を持ち、信念をもった生き方をすることでより良い人間関係を築いていけるはずである。

   講評   jun

 要約は長文の内容をうまくまとめました。要約の後は、自分に自信を持つことは大切だという意見で、二つの理由を考えることができました。
 劣等感を持っていると他人を不快にするというのはそのとおりですね。謙虚さも度を過ぎると、不愉快な印象を与えます。
 また、他人に対して温かい心遣いを示すことができる人は、自分にある程度自信があると言えるでしょう。ここにも何か実例を入れてみましょう。
 最終段落の名言の引用はぴったりです。まずは、自分に自信を持つことが健全な人間関係の基盤になるということを忘れずにいたいですね。

☆今月も音声入力でよくがんばりました。
                             

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