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　　　わたしのたまごっち　　　きなる

　夏休みの間日本にかえりました。ほいく園の友だちのＴくんのお母さんに新しいたまごっちをもらいました。前からほしいと思いましたので、わたしはとてもうれしかったです。
　たまごっちの色は黄色で、形は玉子みたいです。大きさはふつうの玉子よりちょっと大きいです。
「たまごっちの赤ちゃんをよくそだててね」とママに言われました。
「だいじょうぶよ。」とわたしは答えました。でも、さいしょはアメリカと日本の間にじさがありますので、たまごっちがしんでしまいました。とてもかなしかったです。たまごっちはボタン三こおせわのためにあります。たまごっちのおへやについたら、チェックメーター、食じ、トイレ、お出かけ、おふろ、たからばこ、きゅうきゅうばこなどが見えます。それぞれのキーをおすと、たまごっちのせわができます。わたしは毎朝おきると一ばんさいしょにやるのはたまごっちを見ることです。おなかがすいていますか、トイレにいかないといけないか、びょう気になったかどうかをかくにんします。一日に三回か四回ぐらいごはんをあげないと、たまごっちはえいよう不足でしんでしまいます。食じのメニューはおにぎり、サンドイッチ、それからおでんもあります。赤ちゃんなのに、どうしてミルクがないでしょうと少しふしぎです。でもたまごっちはいつもパクパクおいしく食べてくれます。
　たまごっちは九才になりました。とてもかわいくて、まるでわたしの赤ちゃんのようです。これからも毎日おせわをしてあげたいと思います。

　　　講評　　　nikoro

　かわいいたまごっちのようすがとっても生き生きとかんじられる、明るいすてきな作文でした！　おせわするきなるさんのきもちや、たまごっちのそだてかた、食じなどのくわしい様子がとてもよく書かれています。そして、なにより読む人をやさしい気持ちにさせるのは、たまごっちのかわいらしさだけでなく、知悠さんのやさしくてきれいな心の中や、思いやりがしっかりつたわるからですね。それから、「じさがあるとたまごっちが死んでしまう」ということを先生ははじめてしりました。とてもきょうみぶかいですね。
　文しょうは今回もしっかりしていて、さらに、だんらくわけもよくできていました。こうもくもすべてしっかりできていましたよ。
　書きたいことだと字数もふえますね(^^)。ほんとうによい作品でした！

　下にぬき出したぶぶんは「」のように書くとよいでしょう。
※前からほしいと「思っていたので」または「思っていましたので」
※赤ちゃんなのに、どうしてミルクが「ないのでしょう」