第一の意見は、体験実例をふまえてしっかりと書けました。確かに日本には「沈黙は金」とし、自分の思っていることや感じたことを、あまり口に出さないのを美風とするような伝統がありましたね。これは武士社会の家父長制から来たものでしょうか。あるいは、禅の「以心伝心」を尊ぶ心に由来するものでしょうか。日本が江戸時代に鎖国していて藩の単位で政治が行われていたことや、人口の大多数を占めていた農民の世界では、個が突出することを良しとせず、協調や調和が重んじられたことと関係があるかもしれませんね。それに対して現代は、まいうさんが書いたように、自分の意見を持ち表現することが大切だという自覚が、多くの人々に浸透してきてきているのだと思います。
第二の意見は、これでいいと思いますが、実例が第一の意見に比べると少し寂しいです。余力があれば、「長文実例」「昔話の実例」を探して書いてみて下さいね。たとえば「和を以て尊しと為す」と聖徳太子が十七条憲法の中で謳っています。協調や調和を尊ぶ精神は、かなり古くから日本人が生きていく上での信条とされ、大切にされてきたのですね。現代の例ではWe are the worldという歌などいかがでしょうか。マイケル・ジャクソン&ライオネル・リッチーの作詞作曲です。良かったら見て下さいね。
http://homepage1.nifty.com/celicasan/before/music/usa%20for%20africa/wearetheworld.htm
ユーモア表現は、ア〜イ、アイで工夫したので、「あいー愛こそが------である。」(------は考えてみて下さい。^_^)というように、最後はちょっと〆たほうがいいと思います。
最後の名言は、「強くなければ優しくなれない」という言葉を思い出しました。
※表記注意
難しさの大切さ→難しさと大切さ(第一段落)