対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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日本人は(感) バービー
世界じゅうどこに行っても日本人の旅行者達は、身の回りに、「日本」を持って動き回る。食べ物も飲み物も言語も、ことごとく日本のもの——それに取り囲まれていないとなかなか安心できないのである。文化的カプセルの中に入っている限り、目に見えない文化の皮膜の中から日本人はほとんど足を踏み出そうとしない。日本人の場合、とりわけその「文化的カプセル」の外皮膜は、かなり強く、それを内側から破ることを日本人はあまりしたことがないように思えるのだ。≪構成≫
私≪題材≫にも似た話がある。
私が体験入学で、日本の学校に通っている時によく起こった。それは多分女子がいっぱい経験した事のある事だよ私は思う。私はよく友達に、
「ねぇ、一緒にトイレに行かない?」
と誘われる。そして私はほとんどの時、
「いいよー」
と言って一緒にトイレに行く。どうして断らないかというと、私はある本で女の子がフランスから帰国して、女子高に入ってみんなから嫌われているという話を読んだ。そして私と同じシチュエーションになった。となりの席の子が休み時間、
「一緒にトイレに行かない??」
と聞いた。すると私とは正反対に
「行かない」
と言った。でもめげずに、
「じゃあ、付き合ってくれない?」
ともう一度聞き返した。すると
「えっ、なんで?トイレぐらい一人で行けば?」
と言った。そして、
「フランスじゃあね、自分がどうしたいかって事をとっても大事にするんだ。」
と続けた。そしてそのトイレ事件のせいで今学校で嫌われものになっている—というお話だ。なぜ嫌われているかというと、トイレ事件の事もあるかもしれないが、クラスメートの子達は多分、キツイことを言われて、自分達はみくだされているとでも思って嫌っているのだろう。
私はこんな事など起きてほしくないのでなるべくトイレは誘われたら行くようにしている。でも、私はなぜか絶対に誰も誘わないで一人でトイレに行っている。 笑≪表現≫まるで時代遅れのおばさんだ。≪表現≫
私はもう一つ似た話がある。それは食事だ。私の家族はみんなほとんど外で食事をするのが大好き。でも、なぜかいつも日本食(おすしや、焼肉)でしか食べない。(たまに外国のレストランで食事をするけど)でも、理由は長文にのっているのとはちがう。なぜ日本食でしか食べないかというと、シンガポールではおすしを普通に食べられないからだ。
日本人にとって文化的カプセルというのはとっても大事かもしれない。でも、もしその文化的カプセルを自分から破かなければ、どこに旅行をしていても、日本にいるみたいで旅行に来ている意味だ無くなる。なので、外国に旅行で行く時は必ず自分から文化的カプセルを破いてほしいなあと私は思う。≪主題≫
講評 takeko
いい清書になりました!
少しつけたすこともできましたね!
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