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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ナンバー一、オンリー一   しちみ

 「これが私の宝物です。」
と言ってメリーちゃんを見せると、教室から「かわいい」、「さわりたい」などという声が上がった。男子には「何それ?」と言われるかと思ったが、メリーちゃんのあまりのかわいさにニヤニヤして見ていた。
 私がニ、三年生くらいのとき、「紹介しよう、私の宝物」という国語の単元があった。それは、みんなの前で、実物や写真や絵を見せながら、自分の宝物を紹介する、というものだった。そこで私は、五才のたん生日にもらった、かわいい白くまのぬいぐるみを紹介することにした。その白くまの名前はメリーちゃんと言い、私がつけた。そしてその国語の単元のとき、メリーちゃんを紹介したら、みんなの注目をあびたのたった。それはあくまでメリーちゃんが注目をあびたのだが、私はまるでスターにでもなってしまったような気分になり、へへん!とほこらしい気持ちと、えへへへへ、といううれしい気持ちと、少しはずかしいなぁ…という気持ちがあった。
 もう一つ、心に残っている思い出がある。私は七才のときも三才のときも、七五三のおいわいは着物でやった。写真館に行くと、ドレスの子もいたし、着物の子もいたので、さほど見られなかった。しかし、神社に行くと着物を着ている人はさほどいなく、道を通る人がこちらをニコニコしながら見ていったので、少しうれしくなってうきうきしていた。すると、黒と白などのドレスを着た同級生にばったり会い、いろいろと話をしていると、
「着物かわいいね!あたしも着たかった、そういう着物。」
と言ってくれた。それで私は、完全に地に足がつかないほどうれしくなって、着物を着ていてこんなに注目されるなら、毎日着物を着ていたい、と思ったほどだった。
 人にとって注目されるということは、気持ちがはなやぐことである。自分が注目をあびることで、多くの人からみとめてもらったような気分になる。そして、多少ははずかしい気持ちもあるが、自分がスターになったような気分になり、うれしい気持ちでいっぱいになるので、注目をあびた後はとても気分が良くなるのだ。

   講評   onopi

 パソコン書きでの作文がんばりましたね。題名もいいしよく書けている作文です。
 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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