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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   まわり道に転がる光   きとみ

 「人間は自らを飼育し、家畜化——自己家畜化している」家畜化とはあまり良い言葉ではない。おりの中で自由を許されずに生活するのは、とても窮屈で、なんとなく押しつけがましい。人間は自らを飼育していると言うが、それは苦しく、時にはその生活に疑問を持つはずだ。人間には、自由に生活する権利があると、私は思うのだ。それに、自由な生活になると良い変化があるはずだ。その理由は二つある。
 一つ目の理由は、時間や会社という拘束を逃れれば、自分の可能性が多く見つかるからだ。自由にできる時間があれば、新しいことにもたくさん挑戦できるし、「自由だ」とおもうことで、心に余裕ができる。これは、人間がおそらく一度は経験したことがあるだろう。もちろん私自身、何度も経験している。土曜日や日曜日になると気分が軽くなる。疲れているはずなのに夜も花区眠れない。そしてなぜだか胸が弾んで、趣味に没頭したり、まとめて仕事を終わらせようというやる気がわいてくる。また、余裕があるため、あれにもこれにも挑戦してみよう、ということもできるのだ。こうして挑戦をしていくと自分の新しい可能性や、得意なものを発見することができる。
 二つ目の理由は、自由を手に入れることで、好きなことができるからだ。嫌いなことばかりしていては、ストレスがたまり、体がもたない。自由な事をして、リフレッシュできる時間が大切だ。私も小学生の頃は児童会長として、たくさんの仕事を背負っていた。提出期限に追われる生活はとても疲れるもので、ストレスがたまりすぎたことがあった。それにより、体の方にも影響がでた。頭痛に吐き気、だるさやめまいなど、学校を休むほどになった。そんな時、体調が治ってしばらく仕事がなく、自由な日があった。その日に久しぶりに趣味の読書を思い切りした。しばらく見ていない活字を追うのは心地よく、結局はストレスを治すのは楽しいことや好きなことだ、と私は思ったのだ。
 確かに、やらなければならないことがある、というのは安定しているし、だからこそ目標を見つけやすい。しかし「yめがあるから行動するのではなく、行動するから夢が生まれる」という名言もあるように、自由な時間をつくり、様々な分野に挑戦したり、趣味い打ち込み、得意とすることで未来が開けるのだ。私も今までずっと夢にむかって物事をやってきた。けれど、人生のたくさんのまわり道の中で新たな夢と出会うかも知れない。これからは物事を選ばず、自由な時間を大切に生活していきたいと思う。

   講評   inoko






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